青年海外協力隊の話

青年海外協力隊、カンボジア水泳隊員の活動とは??

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開発途上国と呼ばれる国で2年間生活を行いながら、その国の発展を支援する青年海外協力隊

多くの支援の仕方がある青年海外協力隊の活動の中で「水泳」と呼ばれる分野で、エチオピアとカンボジアで活動を行った僕の経験をお話しています。そんな経験の中から「カンボジアの水泳隊員の活動について」お話していきます!

 

 

本記事の内容

  • 青年海外協力隊、水泳隊員(カンボジア)の活動内容について

 

 

 

✔ この記事を書いている人

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大学(びわこ成蹊スポーツ大学)卒業後 ▷ 教員として勤務 ▷ 青年海外協力隊、アイルランドへワーキングホリデーなど計3年半の海外生活を経験した後、地元沖縄にて水泳のインストラクターとして働きながらブログを運営しています。

 

 

青年海外協力隊の2年の生活の中で1年ごとに、東アフリカに位置するエチオピア・東南アジアに位置するエチオピアで活動を行っていた僕(*なぜ2か国で生活していたかについては別記事をご覧ください)。

青年海外協力隊の活動の中でも比較的少ない「水泳」の発展・普及を行うことが大きな目的である水泳隊員として、それぞれの国で活動をしていました。今回はカンボジアの水泳隊員としての活動で「僕が実際に行ったこと」などについてご紹介したいと思います。

 

 

 

 

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1:カンボジア水泳隊員の活動とは?

青年海外協力隊、カンボジア水泳隊員としての「詳しい内容」をについてご紹介します♪

 

 

1:どんな場所で活動をしていたの??

カンボジアでの活動場所

カンボジアの首都、プノンペンからバスで、2時間半から3時間 北東の方角にあるKampong Cham(コンポンチャム州)という場所にあります"TECHO SEN SWIMMING CENTER"と呼ばれる施設。

 

 


<Kampong Cham(コンポンチャム州)>

 

 

僕の活動の拠点であった"TECHO SEN SWIMMING CENTER"は、完成してからわずか5年程しか経過していない凄く新しいスイミングプールで、2018年当時のカンボジアでは首都プノンペンのプールよりも綺麗で国内大会なども行われるようなしっかりとしたプールです。

 

 

<TECHO SEN SWIMMING CENTER>

 


<地図はコチラをご参考下さい>

 

 

 

カンボジアの水泳隊員事情:

2015-2017年には首都プノンペンにあるカンボジア水泳連盟に協力隊の水泳隊員が活動を行っておりました。2017年後にも2代目が派遣され活動が行われました。

しかし当時、コンポンチャム州に大規模な予算を使い水泳プールを建設したもの現地で選手たちの指導を行える指導者が不足し、「青年海外協力隊等のボランティアの力を借りたい」とカンボジア水泳連盟の要望が強くされていたそうなのですが、JICAとしてはなかなか人員の確保が出来ずという状況が続いていたようです。

 

 

そんな中、アフリカ、エチオピアで水泳隊員としての活動が出来ずエチオピアからの移動を希望していた僕が表れたことにより、カンボジアのJICA事務所が率先して僕のカンボジアへの移動を希望し僕がコンポンチャムの水泳隊員として活動を行う事になります。

 

▽エチオピアからカンボジアへ移動する(任国変更)については以下の記事をご覧ください▲

 
 

 

 

2:どんな人たちと活動をしていたのか?

僕がカンボジアで水泳の活動を共に行っていた人たちは以下の通りです。

 

1:この施設の管理者の男性(70代)
2:一緒に練習を見てくれる男性コーチ(80代)
3:アシスタントコーチ女性コーチ(40代後半)

-選手達-
Youth チーム 男子6名 女子4名 計10名
Kids  チーム   男子6名 女子3名 計9名

※その他、施設のスタッフさん(清掃係、受付係の方など)

以上の様な人たちと活動を共に行っていました。

 

 

<選手+現地の指導者たち>

 

 

 

3:活動の目的とは?

主な活動内容

  1. 競技力向上
  2. 現地人指導者のサポート

以上の2つが僕がカンボジア水泳連盟から要望された主な項目です。

 

 

☆ 競技力向上

競技力向上に関しては、選手たちはこれまでしかっりとした水泳指導を受けたことがなく自己流の泳ぎをしている選手がほとんどでした。そのため【基礎的な水泳技術・知識の定着を図る】ことと、【高いモチベーション維持】のサポートをすることが出来れば、自然に選手たちの競技力向上が可能な状況でした。

 

 

☆ 現地人指導者のサポート

競技力向上を図る事よりも、現地人指導者のサポートが僕の中で悩みの大部分を占めていました。

理由としては、通常僕と共に選手の指導を行ってくれる指導者の方の年齢が御年80歳という超高齢であり、日本人への理解やまだまだ長生きできるであろう元気な方ではあるのですが、【僕がボランティアとして彼に水泳に関する技術・知識の共有を行うには限界がある】ため、僕が協力隊としての活動の終了後の指導者の確保が凄く悩まれる部分でした。

 

補足

彼以外のプールで働く方たちは一切の水泳経験がなく、水泳に関する知識も技術も無いため指導者として活躍してもらう事は凄く難しい状況でした。

 

 

 

YOSHI@
現地、カンボジアの水泳連盟が協力隊員をコンポンチャムへ派遣を希望した理由が、内情を知れば見えてきます。

 

 

 

4:活動を行うにあたり問題・悩み

僕がカンボジアで水泳隊員として活動中に「悩みが尽きない日」はありませんでした。

 

 

YOSHI@
毎日、いろいろな種類の悩みがありましたが、その中でも「解決に凄く時間が掛かった、もしくは出来なかった悩み・問題」について以下にご紹介します。

 

 

 

○ 言語面の問題

カンボジアの言語:クメール語と呼ばれる特殊言語が使用されている。

クメール語の使用が必須となるカンボジアではありますが、青年海外協力隊が派遣されるような施設や機関には「1人は流暢でなくとも多少なり英語が理解できる方」などが働いていることが多いため、クメールが通じなかったとしても最悪英語でコミュニケーションが図れるのですが...

 


YOSHI@
僕の活動先に【英語を少しでも話せる方】は1人いませんでした。

 

 

【重要】つまり全てのコミュニケーションは図るために使われる言語はクメール語のみ。

※最初からカンボジアへの派遣が決定している協力隊員の方は、実際にカンボジアに派遣される前に行う派遣前訓練にてクメール語の勉強もみっちり行われるため そこまで問題視する必要は無いのですが、もともとエチオピアに派遣されていた僕はクメール語の研修などを受けてはおらず、クメール語力に関しては0の状態。

 

 

 

YOSHI@
日常会話すらままならない状態の中、水泳指導を行う事は不可能に近い状況からのスタートでした。

 

 

カンボジアに赴任当初、「選手が僕に伝えようとしている事」また「僕が選手に伝えたいこと」が全く伝わらずに凄く悔しい・歯がゆい思いを何度もしました。

しかし、クメール語しか使う事の出来ない環境に身を置いていたことや、毎日少しずつ自分なりにクメール語の勉強を重ねていくことにより、「伝えたいことの100%を伝える」「話されたことの全てを理解できる」とまでいきませんでしたが、おおよその会話などについては理解できるレベルまでにクメール語力を伸ばすことが出来ました。

 

 

 

YOSHI@
それでも毎日”もっとクメール語が出来れば...”と強く感じていました。

 
 

 

 

 

○ 意識の違い

言語や文化の違いなど、多くの悩みのポイントがあったカンボジアでの水泳指導でしたが、何よりも「悩んで苦しんだ」ことが【意識の違い】でした。

 

 

  • 時間に超ルーズ、練習に来ないことが日常茶飯事
    発展途上国の多くの国で言われていることですが、カンボジア人も同様凄く時間にルーズであったり、練習嫌い。何度も「練習時間に選手が現れなかった」や「数十分・1時間選手が集合できなかった」発生し、そのたびに1人寂しくプールサイドで彼らを待った経験などもありました。

    時間に遅刻・練習に来ないなどの問題が発生するたびに選手たちには注意・時には厳しく指導をすることで少しずつ改善はされましたが、最後まで問題が無くなることはありませんでした。




  • 全然頑張らない(意識が低い)
    スポーツ選手として凄く大事な要素である「努力」や「全力を尽くす」という事を基本的に行わない選手たち。色々質問しても「きついから」や「頑張っている」としか口に出さず。

    彼ら的には努力をしている様子ですが僕からは一切そう見える事は無くそれが凄く僕のストレスになりました。「何のために水泳をしているのか?」と考える日々。



    一気に改善されることがない事は理解していたため、ゆっくり時間をかけながら「努力することの大切さ」や「全力を尽くして練習・試合に臨む」ことを指導していくうちに、最初よりは、努力や全力を尽くすレベルがステップアップすることが出来ましたが、僕が活動を終了するまでに僕が目指していたレベルの向上まで彼らを引き上げることはできませんでした。


 

 

YOSHI@
以上の様な問題が発生するたびに「僕と彼らの意識の違い」を痛感させられていました。 ※これ以外にもまだまだ悩み・問題は山積みでしたがこれぐらいにしておきます。

 

 

 

2:「水泳隊員として」「1人の人間として」彼らに出来る事

カンボジア(コンポンチャム州)の水泳の状況を変えるため(向上させるため)に約1年間生活を行ってきました。

もともと活動を行っていた東アフリカのエチオピアからの移動という事もあり、通常の協力隊員よりも少ない時間・険しい状況(言語面など)から始まった活動という事もあり、戸惑いも不安はもちろん、悔しい思いも辛い思いもたくさん経験することとなりました。

 

 

ただ、すべては【自分で選んだ道】であり【絶対に最後まで投げ出さない】と覚悟を決めてのカンボジアへの移動の決断だったので、悔しさ・辛い思いをバネにしながら【選手たち・同僚たち】と話せる精一杯の言語で向き合いながら【自分の思い】を伝え続けました。

 

 

YOSHI@
結果的に彼らが、どこまで自分の思いを感じてくれたのか?は分かりません。しかし、僕がカンボジアへ赴任当初と比べると【少しは成長】してくれたと信じています。

 

 

 

青年海外協力隊の水泳隊員としても一人の人間としても、彼らに「必要だと思う事」「彼らに知ってほしい事・感じてほしい事」を全力で伝えてきた・指導してきたつもりです。

 

 

僕がカンボジアで彼らと活動できた期間はわずか1年弱ではありましたが、「僕は彼らに出会えてよかった」そして「彼らに水泳を指導することが出来てよかった」と感じています。もしかしたら僕の自己満足であったのかもしれませんが、少しでも1人でも僕が彼らに伝えてきたことが伝わっていたら嬉しいなと思います。

 

 

 

 

 

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それでは
YOSHI@

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