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青年海外協力隊|活動報告書とは?

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青年海外協力隊の活動報告書について情報をお探しの方はいませんか?

 

発展途上国と呼ばれる国で2年間ボランティア活動を行い、その国の発展の支援を目的とする青年海外協力隊(JICAボランティア)。日本政府が行っている活動(ODA)ということで、一度は耳にしたことがあるという方も多いボランティアの一つかと思います。

そんな青年海外協力隊の活動期間中に数回提出が求められる活動報告書というものがあります。しかし実際「活動報告書って何?」と疑問を持たれる方も多いかもしれません。

そこで今回は「青年海外協力隊の活動報告書」というテーマで、活動報告書の内容や書き方のポイントなどについてご紹介します!

 

 

青年海外協力隊に興味がある方にとって有益な情報になること間違いなしですので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

 

 

本記事の信頼性

本記事を書いている僕はブログ暦5年。青年海外協力隊への参加をきっかけにブログを始め、現在では約300記事ほど作成しました。僕の経験が誰かのお役に立つことを目標にこのブログを運営しています。

 

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協力隊活動報告書とは?

活動報告書について「初めて聞いた」という方にも理解しやすいように活動報告書について詳しく解説していきます。

 

定期的に協力隊事務所へ提出する書類

2年間の間に計5回提出する活動に関する書類

青年海外協力隊として途上国で活動を行っていく際に、定期的に「活動の状況や進捗状況」を協力隊事務所へ報告する必要があります。その報告の手段として活動報告書が使われています。活動報告書は活動期間の2年間の間に計5回提出が求められ内容は提出の時期によって異なりますが、「自身の活動の計画」「状況報告」「日々の生活の状況など様々です。

 

 

YOSHI@
青年海外協力隊として活動報告書の提出は義務となっています。

 

 

活動報告書の提出時期について

活動報告書の提出時期に関しては決められており、以下の通りになっています。

 

提出時期一覧

  • 1号報告書:派遣から3か月目に提出
  • 2号報告書:派遣から6か月目に提出
  • 3号報告書:派遣から1年目に提出
  • 4号報告書:派遣から1年6か月目に提出
  • 5号報告書:派遣終了時(2年目)に提出

 

 

YOSHI@
定期的に提出する書類なので、活動に関する記録などは常に取っておくと報告書作成時にすごく楽になりますよ!

 

 

活動報告書の内容や書き方のポイントについて

JICA事務所の指定に合わせて書類を作成してく活動報告書。1号~5号報告書までの全5回の中で内容や書き方が少しずつ異なりますので、各報告書のポイントなどをご紹介します。

 

1号報告書は任国の印象を記載する

自分の任国の第一印象をメインに作成していく

派遣されて3か月目に提出が求められる1号報告書。正直3か月で活動が軌道に乗っていることは「まずありえません」日常の生活に慣れることに必死で活動のことは二の次という隊員さんも要られると思います。

まだまだ任国での暮らしに慣れる時間・活動先の問題点や改善点などを見出す期間となっているため、活動報告書の内容としても「自身の派遣されて国や活動先の印象」を主に書類にまとめていきます。

 

1号報告書の内容

  • 自分の派遣された国の印象
  • 日本との違い
  • 配属先(職場)の印象
  • 配属先で気になった点

 

YOSHI@
シンプルに自分の過ごす国の印象などを伝えればOKです!

 

 

2号報告書はこれからの計画を伝える 

活動先の現状などを確認し活動の計画を立てていく

派遣6か月目に提出する2号報告書。6か月目になると日常の生活にも慣れてきて、活動もしっかりと行い始める時期となります。活動先の問題点なども見えてきて「自分自身ができること」や「こうやっていきたい」というイメージもできてきます。

そんな時期に提出する2号報告書は「活動の計画」をポイントに作成をしていきます。これからの活動期間で「どういう活動を行いたいか?」もしくは「どういうことができそうか?」ということを計画をまとめていきます。

 

2号報告書の内容

  • 活動先の状況・問題点について
  • 今後自分が行いたい活動
  • 活動先に求められている事
  • 自分がサポートできること


 

YOSHI@
2号報告書は活動先の方とも意見を話し合いながらの作成が必須となります。現地の意見も聞きながら発展を目指していきましょう!

 

 

3号報告書は活動の近況報告

派遣1年時点での活動状況の確認

3号報告書は派遣から1年目に提出が求められます。この3号報告書の提出時期がちょうど協力隊の活動期間の折り返し。そのため「現在行っている活動の状況確認」をメインに報告書の作成を行います。

活動を1年行ってみて活動の達成度(どれぐらい進んでいるか?)や計画の変更や問題点はないか?再度、活動先の同僚などと話し合いながら、残りの1年の過ごし方の考えをまとめています。

 

3号報告書の内容

  • 活動の状況
  • 配属先の意見
  • 活動の変更点(必要に応じて)


 

YOSHI@
活動の状況把握、具体的な活動のイメージを持って報告書の作成を行っていく必要があります!


 

4号報告書は活動の最終調整を行う

活動も終盤。最終調整を行い活動のまとめを行う

派遣から1年6か月で提出を行う4号報告書。任期も残り6か月となる時期でここでの報告書は「活動の最終調整」が主な内容となります。これまでの期間計画を立てて活動を行ってきたものの達成度を確認し、変更点や問題点を把握。活動を可能な限り計画通り終えられるように進めていく道筋を立てていくようなイメージです。

 

4号報告書の内容

  • 活動の状況
  • 計画した活動の問題点
  • 計画した活動の変更点(必要に応じて)
  • 活動終盤での意気込み

 

YOSHI@
4号報告書提出時点での大きな活動の変更は厳しいです。自分自身との折り合いをつけながら自身の活動を満足して終えられるような計画を立てていきましょう!


 

 

5号報告書は活動の総評価

2年間の活動を振り返り自己評価を行う

協力隊の任期終了時点で提出を行う5号報告書。2年間行ってきた活動の振り返りや総評価をまとめていきます。「自身の活動の達成度」「現時点での問題点」「今後に必要なサポートとは?」など2年間の活動の振り返りはもちろんですが、将来的なビジョンなども含めて報告書を作成していきます。

 

5号報告書の内容

  • 活動の最終状況
  • 計画した活動の達成度
  • 活動先の最終的な問題点
  • 今後、活動先で求められること


 

YOSHI@
自身の活動のまとめだけではなく、後任として活動を行う協力隊員がスムーズに活動をおこなっていけるように、問題点や改善点を記載してあげましょう!



 

 協力隊として提出が必須な自分の「活動記録」

今回は青年海外協力隊が活動中提出する「活動報告書」についてお話しました。2年間の活動期間は長いようですごく短いのが経験者としての感想。そんな限られた時間の中で「できることにも限り」があります。

途上国での生活・活動どちらとも2年間スムーズに行っていけることはまずなく、状況に応じての必ず問題に遭遇します。そんな問題を解決するまでのプロセスだったり方法をこれから協力隊を目指す後輩隊員へ託すという意味でも活動報告書の存在意義があると筆者は考えています。

 

 

報告書を提出しないとペナルティを受ける場合も

活動報告書を提出しない場合や適当に作成した場合、「任国外旅行を含む移動の制限」や「現地のJICA事務所にて呼び出しをされ指導を受ける」などのペナルティを受ける場合があります。協力隊に参加するにあたって活動報告書の提出は活動の一環としてとらえておきましょう。

 

 

「隊員の数だけさまざまな活動がある」と思いますので、自身が対峙してきた問題や達成できた経験、感じてきたことを素直に記録に残すことが大切であり、それを行うことで自分だけの活動報告書として協力隊の経験がより輝いていくと思いますので、報告書の作成は多少大変ではありますが、協力隊員として責任をもって作成していただけたらと思います。

 

 

YOSHI@
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

 

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それでは
YOSHI@

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YOSHI@

沖縄出身、32歳|現在、水泳インストラクターとして活動中。活動拠点は沖縄県になります。|【旅行】【カフェ】【筋トレ】が趣味。

~ 経歴 ~
びわこ成蹊スポーツ大学 ⇒ 沖縄県で臨時教員 ⇒ 青年海外協力隊 ⇒ アイルランドワーキングホリデー ⇒ 現在

◇ 世界10か国、3か国生活経験あり。
◇ Instagramの運営も頑張ってます。

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