青年海外協力隊、派遣前訓練の場所となっている”二本松訓練所”の情報をお探しの方はいませんか?
発展途上国と呼ばれる国で2年間ボランティア活動を行い、その国の発展の支援を目的とする青年海外協力隊(JICAボランティア)。日本政府が行っている活動(ODA)ということで、一度は耳にしたことがあるという方も多いボランティアの一つかと思います。
青年海外協力隊が海外に派遣される前に参加する派遣前訓練と呼ばれる研修があります。その派遣前訓練では2か所の訓練所と呼ばれる施設で行われていますが、「どんな場所で訓練を受けているのか?また訓練中の生活の様子はどんな感じ?」と疑問を持たれる方も多いかもしれません。
そこで今回は筆者が実際に派遣前訓練で過ごした「二本松訓練所の様子」というテーマで、二本松訓練所の施設や生活の様子をご紹介します!
二本松訓練所で訓練参加予定の方にとって有益な情報になること間違いなしですので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
\派遣前訓練について詳しく知りたい方はコチラの記事をはじめに読んでください/
✔ 本記事の信頼性
本記事を書いている僕はブログ暦5年。青年海外協力隊への参加をきっかけにブログを始め、現在では約300記事ほど作成しました。僕の経験が誰かのお役に立つことを目標にこのブログを運営しています。
Contents
二本松訓練所の様子とは?
青年海外協力隊の派遣前訓練の訓練所の1つとなっている二本松訓練所について詳しくご紹介します。
派遣前訓練とは?訓練所は2か所存在する
青年海外協力隊 派遣前訓練は、選考試験合格後、実際に開発途上国に派遣される前に行われる参加必須の長期訓練(研修)の事を指します。
主な目的としては、「青年海外協力隊として必要となる知識・スキル」及び「派遣先で実際に使用する言語の習得」が主な目的とされ、制度の変更により期間は異なりますが、約2か月間ほどの長期間で行われます。(訓練は月曜日~土曜日まで毎日行われ。日曜日のみ休息日)
派遣前訓練は【福島県二本松】もしくは【長野県駒ケ根】の2か所の訓練所と呼ばれる施設で行われ、ボランティアに関する知識や派遣予定での国で使用する言語の習得を目的として行われています。
\さらに詳しい情報はコチラの記事をご覧ください/
福島県二本松訓練所の様子
参照:https://www.facebook.com/jicantc/photos/?ref=page_internal
福島県の二本松にある”二本松訓練所”
二本松駅から「JICANTC行」で約35分程度、タクシー利用で25分程度でアクセスが可能。
二本松訓練所は山奥にあるため周りは自然豊かです。施設自体は比較的新しいので、快適に訓練・生活ができる場所となっています。
\二本松訓練所の地図はコチラ/
二本松訓練所内の施設紹介
<二本松訓練所の施設>
派遣前訓練では2か月間ほど宿泊を行いながら研修を行っていくため、「基本的な生活」を行うための施設は整えられています。
二本松訓練所の施設一覧
個室 / 談話室 / 食堂 / 大浴場 / 学習棟
図書室 / 体育館 / 運動場 / ジム / 洗濯室 など
個室
個室は、ベッド・机・クローゼットが備えられており決して広い部屋とは言えませんが、一人用の部屋としては特に問題なく利用が可能です。
参照:https://www.facebook.com/jicantc/photos/?ref=page_internal
談話室
談話室は各個室のある部屋の外に備えられている畳場のような場所で、訓練期間中に共同生活を行う方たちとのコミュニケーションを図ったり、ともに勉強をしたりなどとして利用される場所です。
参照:https://www.facebook.com/jicantc/photos/?ref=page_internal
学習棟
学習棟は研修中に行う語学訓練を受講する場として主に利用されています。自主学習での利用なども可能です。ただし学習棟では日本語禁止という訓練所ならではなルールが存在します。
食堂
派遣前訓練では、朝・昼・晩と毎食しっかりと栄養管理がされた食事が提供されます。栄養管理だけではなく、長期間の訓練期間で食事に飽きが来ないようにメニューも充実しており、味も美味しい食事を食べることが出来ます。
体育館
バスケットコート2面分の広さの体育館。朝の準備運動などを実施する際に使われたり、体育系の隊員たちの研修場や自由時間での使用も可能。多くの隊員が心・体のリフレッシュのために利用しています。
画像はありませんが…
【浴槽】大きな浴槽付きの大浴場。
【トレーニングジム】簡単な設備の整ったトレーニングジム
【洗濯室】洗濯機、乾燥機の利用が可能(洗剤などは自分で用意)
必要物資があれば外部から購入が可能
訓練中は訓練所外での買い物(物資調達)が可能
訓練中は基本的に訓練所内で生活を行うのですが、決められた曜日や時間に限り外出が認められています。多くの訓練生は生活に必要な物資などを求め外出を行うのですが、二本松訓練所から一番近いコンビニが訓練所から徒歩で30分ほどに位置する場所となっています。
【一番最寄りのコンビニ】岳温泉のファミリーマート
訓練所内で購入が可能な物もある
外出しなくても訓練所内で購入が可能な物もあります。物によっては価格が割高な物もあるようですが、山道を30分かけて行かなくても購入できる場合は利用しても良いかもしれません。またamazonなどのネットショッピングも利用できるので、買い物に関しては不自由なくできるかと思います。
訓練所内で購入できるモノ
☑ 自動販売機(飲み物・カップラーメン・お菓子など)
☑ 外部からの販売:週に1~2回購買ができる日が設けられており、筆記用具・日用品などの購入が可能
☑ オンライン注文(Amazonなどの利用も可です)
\派遣前訓練での持ち物リストについて知りたい方はコチラをご覧ください/
訓練期間中の休日は結構自由に動けます!
訓練期間中の休日は【土曜日(午後)・日曜日】の1日半
派遣前訓練では原則【月曜日~土曜日(土曜のみ午前中)】で訓練が行われています。そのため訓練の休みは【土曜日(午後)・日曜日】となります。※場合によってはスケジュール変更の場合もあります。
訓練期間中は早朝から夜までぎっしりスケジュールが組まれていていることから、日常的に忙しい日々を過ごすこととなるのですが、休日に関しては決められた時間(門限など)などを守れば自由に行動が可能です。
ルール内での自由に行動が可能ではありますが、派遣前訓練での1番の目的が【語学力の向上】であることから常に語学に関する大量の宿題やノルマが課せられているため、それらをこなすことで休日が終了してしまう場合も少なくありません。※テストなども頻繁に行われます。
せっかくの休日なのでほかの訓練生との交流の時間を作ったり、福島県の観光に出かけるのも思い出となりますので、そちらの方もぜひ積極的にしていただけたらと思います。
\訓練生同士での交流の場/
\福島観光もしっかり行きました/
勉強もプライベートも充実した訓練期間を目指して
今回は「二本松訓練所の様子」ということで、筆者自身の経験などを踏まえながら二本松訓練所について詳しくお話しました。
青年海外協力隊の選考試験に合格し、これから発展途上国へと旅立つ予定の方が参加する派遣前訓練。二本松市の山奥の中に訓練所のある二本松訓練所、自然に囲まれ何もないことが不便に感じることももちろんありますが、施設自体はすごく綺麗で快適に生活ができます。
文句を言う暇がないぐらい忙しい日々を送る訓練生活
施設の不便さを語る余裕がないほど勉強に追われることも訓練生活では多いです。日々課題や勉強をすることに時間を使うことになりますが、その中で時間を少しでも作っておいしいご飯を食べに出かけたり、観光に出かけたりすることでプライベートを充実させることもすごく大切です。
派遣前訓練でのメインは【語学訓練】や【ボランティアとしてのスキルの習得】ではありますが、勉強もしっかりがんばりつつ、プライベートな時間も充実させられる訓練期間を過ごしていただけたらなと思います。
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