ヨーロッパの島国であるアイルランドで1年間ワーキングホリデー制度を利用し生活を行っていた僕の経験・体験談をご紹介します♬
今回は「アイルランドのホームステイ事情」についてお話します!
本記事の内容
- アイルランドのホームステイ事情とは?
- 僕のホームステイ先の紹介。
- ホームステイ中に困ったこと。
- いろんな人との共同生活も経験の1つ。
✔ この記事を書いている人
Twitterはコチラから⇒Follow @yoshiswim05
大学(びわこ成蹊スポーツ大学)卒業後 ▷ 教員として勤務 ▷ 青年海外協力隊、アイルランドへワーキングホリデーなど計3年半の海外生活を経験した後、地元沖縄にて水泳のインストラクターとして働きながらブログを運営しています。
☑ ワーキングホリデー制度とは?
2国間の協定に基づいて、青年(18歳~25歳、26歳、29歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。
※原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。(Wikipedia引用)
海外、現地の家庭に滞在しその国の文化・生活に触れることが出来るとして、ワーキングホリデーや海外留学の滞在方法として人気のあるホームステイ。
今回は、実際にアイルランドにワーキングホリデー中にホームステイを利用しての体験談や感想などをお話します!
留学先でホームステイをお考えの方の参考になれば嬉しいです!
1:アイルランドのホームステイ事情とは?
☑ アイルランドのホームステイ
アイルランドでのホームステイ先は通常、街の中心地から少し離れた場所であることが多い。(首都ダブリンの場合)
宿泊形態は、「シングルルーム」や「ルームシェア」と呼ばれる、他の留学生との相部屋などから選択が可能。食事なども1日3食付き、2食付きなど様々な選択肢があり、それぞれの希望に合わせての滞在が可能となっている。
ホームステイのメリット
現地の方と生活ができる
現地で暮らす方と一緒に暮らすことが出来るのがホームステイの最大のメリット。
現地の食事・生活様式などを肌で感じることが出来る。またホストファミリーと会話ができる環境であるため、現地のリアルな言語に毎日触れることが出来、語学力アップのチャンスも多い。
ホームステイのデメリット
各家庭のルールの存在やホストファミリーとの相性が合わない場合もある。
ホームステイ先では、各家庭のルールや規則が定められていることが多く、家庭によってはすごく厳しいルールなどが存在。そのため、ストレスを感じてしまう可能性がある。
またホストファミリーも人間であるため、相性が合わないなんてこともあります。その場合、一つ屋根の下で共に生活を行う事自体がストレスになることも考えられます。
※アイルランドでは、家族内問題を抱えている家庭がすごく多いため、「家族通しの中が悪い」ことも結構あります。場所によっては家族間の問題も目の当たりにする留学生の方も少なくありません。
☑ アイルランドのホームステイの費用は「そこまで高くない」
アイルランドでのホームステイを行う際の費用は「そこまで高くない印象」
もちろん、場所や宿泊形態(シングルルーム・シェアルームなど)により、費用は異なりますが語学学校などが提供しているレジデンス(学生寮)などと比べると、費用面を抑えることが可能です。(週190ユーロ程度から滞在が可能)
ホームステイ先では、食事の提供もあるため食事代がかからないという面も大きなポイントです。(好きな食事を食べることは出来ず、提供されたものを食べることになりますが…)
2:僕のホームステイ先の紹介。
僕のホームステイ先の詳細
アイルランド人の家族:お父さん・お母さん(共に5~60代)とその夫婦の娘さん+アイルランドに留学中のドイツ人・イタリア人の学生3人との共同生活。
※アイルランドでのホームステイでは、僕の場合のような「ホストファミリー+留学生数名」で生活を行う場合が多い。
※僕はシングルルームでの滞在を行っていましたが、ルームシェアをされる方もいます。
僕のホームステイ先は、アイルランドの首都ダブリンの中心地から、徒歩で30~40分ほどの場所にある、住宅街。日常の移動は徒歩移動が可能であった為、徒歩での移動を行っていました。
※ホームステイ先によっては、語学学校などの通学にバスなどの公共交通機関を利用しなければならない場合があります。その場合、日々の交通費の費用がプラスで必要となります。
<リビング>
<キッチン>
大きな一軒家の家の中で、リビングやキッチン(料理は不可)・トイレ・シャワールームなどの利用が可能で、それ以外の場所に関しては利用しませんでした。(利用してはいけない雰囲気を感じました。)
<部屋の様子>
シングルルームであった、僕の部屋はベッド・勉強机・タンスと洋服掛けの棚が完備。Wi-Fiなども利用が出来たため部屋で勉強やインターネットの利用が出来、快適に部屋での時間を過ごすことが出来ました。
【気になる食事面】:朝食+夕食をホストファミリーが用意
朝食:シリアルや食パンなどの軽食のみの提供
アイルランドでの基本的な朝食は、シリアルや食パンのみが多いらしく。ホームステイ中もそのような食事内容。
食パンは常識の範囲内であれば「何枚食べてもいい」とされていたので、朝ごはんとしては十分でした。
夕食:ガッツリメニューの多い食事。
朝食とは異なり、夕食は比較的ガッツリしたメニューの食事が提供されました。アイルランドでは、ジャガイモがメインの主食になることが多く、マッシュポテトやふかし芋など形を変えてほぼ毎日食卓に並びます。
※時々、パスタや米などもホームステイ先では提供されました。
【気になるホームステイ先でのルール】:厳しいルールの存在なし。
各家庭によって、存在するルールや規則。僕のホームステイ先ではストレスを感じるほど厳しいルールの存在はありませんでしたが以下のようなルールはいくつかありました。
- ご飯の時間:朝食6時30分~9時30分と夕食が6時~8時まで
- 洗濯:週に一度(ホームステイ先のお母さんがしてくれる)
- シャワー:1日一回、朝6時30~夜11時までの間に入る事
以上の3つが主なルールで、それ以外の門限等などのルールなども定められていませんでした。(比較的ルールの少ないホームステイ先だと思います。)
補足
アイルランドの多くのホームステイ先では、上記で紹介したようなそこまで厳しくないルールが基本ですが、時々「門限が厳しい」や「お風呂のルールが厳しい」などの声を聞くことがありました。そのため、ルールが緩い、少ないホームステイ先で滞在できるかは、すごく重要なポイントの1つです。
3:ホームステイ中に困ったこと
。
☑ 僕自身は、特に困ったことはなかった。
アイルランドで約2か月間、ホームステイを利用し生活を行いましたが、僕自身は「特に困った事」はありませんでした。しかし、「これは人によってはストレスになりそう」と感じた出来事はいくつかありましたので、ご紹介します!
【ケース①】留学生との関係性
アイルランドのホームステイの場合、おそらく1人はいるであろう「他の国からの留学生」の存在。ハウスメイトとなる存在であることから、関係性作りがすごく重要となりますが、国や文化が違うことで互いを理解することが難しい場合も…
特に日本人の場合、「我慢の選択」を取る方も多いですが、外国人は「基本的には自分の主張をしっかりする方が多い」です。そのため、我慢、意見を言えずの方がすごく多くストレスになる可能性を感じました。
【ケース②】自分の時間で動けない
ホームステイは共同生活であるため、自分のペースで動けない場合も多く発生します。自分のペースで行動が出来なかったりすることはホームステイでは結構ありますので、ストレスに感じる方も結構いるかと思います。
【例】トイレやお風呂の利用も誰かが利用していたら待つ必要がある。
アイルランドの一般的な家庭では湯沸かし式のシャワーが多く、誰かが1度シャワーを利用したら次のお湯を温めるまでに時間がかかることなどがあります。そのため、すぐにシャワーが使えないなんてことも日常茶飯事です。(僕は何度もほぼ冷水でシャワーを浴びたことが何度もありました。)
4:いろんな人との共同生活も大きな経験の1つ。
ホームステイは、現地と共同生活を行うことを目的としているものなので、必ずしも「快適に生活ができる」という保証はありません。
ホストファミリーの生活様式や性格、ハウスメイトとの関係性やハウスルールなど完全に自由ではない状況下の為、それがストレスに感じてしまう方も多くいるかと思います。しかし、外国で生活していく以上「日本での常識は当たり前ではない」という考えを持つ必要が必ずあると思います。
色々な文化や考え方を持つ人たちと共に生活することも、自分自身の経験を得る大きなチャンスだと思います。
補足
アイルランドでは、家探しがすごく大変とされていたり、新生活のモノを揃えたりも面倒であるため、短期留学される方(3か月など)は「ホームステイの利用」がオススメです。
自分自身の価値観を変えることや、経験(人生のネタ)を増やしたいと考えている方にとって、ホームステイという留学先での滞在方法は「選択肢の1つに入れるべき方法」だと僕は感じます。
考え方は人それぞれですが、今回の記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです♬
▽ワーキングホリデーに関する書籍も販売されています。ご参考にどうぞ!▲
▽アイルランドの情報は「地球の歩き方」からゲットしよう!▲
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が『面白かったな』『役に立ったな』と思った方は是非SNSでのシェアお願いします。
それでは
YOSHI@