皆さん、こんにちは。
このブログを読んでくれて、ありがとうございます。
このブログでは…
僕がこれまで青年海外協力隊やワーキングホリデーなどで生活してきた国(エチオピア・カンボジア・アイルランド)の情報や出身地である沖縄の情報をメインに記事を発信させています!
そんな旅行がメインのブログではありますが、2022年の今年は少しづつ自分自身の将来の役に立ちそうな勉強事にも力を注いでいきたいと考えています。そこで少し前から気になっていた「スポーツ医学検定」というものの検定試験合格を目指し、勉強・受験を行いました。
まだまだ世間的知名度は低い検定試験かもしれませんが、スポーツの世界で生きる方にとっては知識として持ってて損のない分野であり、これからの世の中でも活用できるものだと思います。そこで今回はスポーツ医学検定について詳しくご紹介していきます♬
本記事の内容
- スポーツ医学検定とは?受験資格・受験料などの基本情報
- スポーツ医学検定試験合格に向けての勉強方法(僕の実体験)
- スポーツ医学試験の試験内容について
- スポーツ医学検定試験、合否結果発表!!
✔ この記事を書いている人
Twitterはコチラから⇒Follow @yoshiswim05
大学(びわこ成蹊スポーツ大学)卒業後 ▷ 教員として勤務 ▷ 青年海外協力隊、アイルランドへワーキングホリデーなど計3年半の海外生活を経験した後、地元沖縄にて水泳のインストラクターとして働きながらブログを運営しています。
Contents
1:スポーツ医学検定とは?
(受験資格・受験料などの基本情報)
スポーツ医学検定とは?
一般の人を対象にした、身体のことやスポーツによるケガの知識を問う検定試験。
スポーツのケガを減らし、安全なスポーツ環境を作るために、スポーツ医学の知識(身体やケガの知識)を、スポーツ現場にいる方々に広めることを目的として作られた資格。スポーツ医学検定で得られた知識は、①ケガの予防、②ケガからの競技復帰、③競技力の向上に活かすことが出来ます。
※スポーツ医学検定に合格した場合でも、実際の診療や治療などの医療行為を行うことにできません。
☑ スポーツ医学検定はこんな方にオススメ!
・スポーツの指導者・部活動の顧問や監督をされている方
・スポーツ選手を子にもつ保護者の方
・自分自身が競技者としてスポーツに関わる方
・スポーツメディカルに関わる方
日常的にスポーツに関わる方(指導者・アスリート自身)、またスポーツ選手をサポートする方(スポーツ選手の保護者・メディカルスタッフの方など)に対し、基本的な体の事はもちろん、スポーツ現場で発生の可能性のあるケガへの予防方法・対処方法などを知識として得ることで、より質の高いスポーツ活動を行うことを目的としてこの検定が存在します。
☑ スポーツ医学検定の級は3種類
級の種類 | 内容 | こんな方にオススメ |
1級 (マスター) |
身体やスポーツのケガの専門的な知識が問われる。 | スポーツメディカルに関わる人・関わりたいと思っている人 |
2級 (アドバンス) |
身体やスポーツのケガのより詳しくより広い知識が問われる。 | スポーツ指導者、部活の顧問、スポーツ系/体育系の学生 |
3級 (ベーシック) |
身体やスポーツのケガの最も基本的な知識が問われる。 | スポーツ選手自身、成長期の選手の保護者、部活のマネージャー |
☑ 試験料
1級:7,800円 / 2級:5,400円 / 3級:4,800円
※1,2級併願:12,400円・2,3級併願:9,800円と併願受験をされると少し割引が適用。
☑ 検定試験の時期・受験資格
・検定は年2回、春(5~6月頃)と冬(11~12月頃)に実施される
・受験資格は特に設けられておらず、誰でも受験可能
注意ポイント
スポーツ医学検定は、現段階では資格制度にはなっていない検定試験です。(英検や漢字検定などと同じ)そのため、そのレベルの知識を取得していることを証明する検定としての認識となり、スポーツ医学検定の級を持つことで、実際の診療や治療などの医療行為を行う資格を有することには一切ならないそうです。※履歴書には記載することは可能です。
△▼△さらに詳しい情報はスポーツ医学検定の公式ホームページをご確認ください▲▽▲
2:スポーツ医学検定試験合格に向けての勉強方法(僕の実体験)
スポーツ医学検定合格に向けて(僕の勉強方法)
スポーツ医学検定機構が出版している公式のテキスト&問題集を何度も反復勉強
公式のテキスト:7~10周ほど読み返しを行いました。
公式問題集:各級(2級・3級)の問題を4・5回繰り返し行いました。(正解率が90%超えるまでを目安にしました。)
※僕の場合、体育大学出身という事で大学時代に体のしくみやスポーツ医学についての基礎的な勉強の経験があるため、スムーズに勉強を行うことが出来ましたが…これまで全く勉強の経験が無い方はさらに反復練習の量を増やす必要があるかもしれません。
☑ スポーツ医学検定2級&3級合格に向けての勉強期間:約3か月間(1日30分程度の勉強時間)
もちろん日にもよりますが、おおよそ1日当たり15分~30分程度(試験間近では1時間やることもありました。)の勉強時間を約3か月間行いました。
▲▽▲勉強するならこれ!スポーツ医学検定公式テキスト(2級3級)▲▽▲
▲▽▲勉強するならこれ!スポーツ医学検定公式問題集(2級&3級)▲▽▲
3:スポーツ医学試験の試験内容について
スポーツ医学検定の試験について
・試験時期:年2回、春(5~6月頃)と冬(11~12月頃)
・受験資格:誰でも受験可能
・受験料:1級:7,800円 / 2級:5,400円 / 3級:4,800円
・試験の問題数・時間:各級60問の70分
・問題形式:マークシート4者択一形式
スポーツ医学検定の問題では:
①:スポーツの知識(スポーツに携わる上で知っておきたい基礎的な知識)
②:身体の知識(運動に必須な体の構造に関する知識・全身の臓器に関する知識など)
③:スポーツのケガ・故障の知識(スポーツ内で発生する可能性のあるケガや故障についての知識)
④:スポーツ医学全般の知識(栄養・熱中症・障碍者スポーツ・ドーピングに関する知識など)
⑤:ケーススタディ(個別のケースを例にとり、スポーツ医学全般の知識が問われる)
大きく分けて上記5つのパートで問題構成がされています。
(上級にいくほど問われる問題に専門性が増します。)
2022年5月に実施された「2022年度第1回スポーツ医学検定2級と3級」に併願受験を行いました。
試験問題60問70分という時間設定に関しては結構余裕があったと感じます。問題の内容に関しても基本的には公式のテキスト・問題集をしっかりと勉強していたらカバーできる問題がほとんではありましたが、数問テキストに載っていない問題(近年のスポーツに関するニュースなど)も含まれていました。
4:スポーツ医学検定試験、合否結果発表!!
スポーツ医学検定試験
合格基準:問題の約80%正解が必要
合格通知:検定日より約1か月以内を目安にスポーツ医学検定公式アプリ内で発表が行われる
合格者:合格者に対しては約2か月以内を目途に合格証の郵送が行われる
【試験結果】2級・3級共に無事合格しました!
まだまだ世間の認知度も低く、検定試験(資格としての効果はない)ものではありますが…スポーツに関する一般的・基礎的な知識を獲得するという意味では、すごく意味のある検定試験ではないかと僕自身感じています。
スポーツ医学検定はこんな方にオススメ
・スポーツの指導者やスポーツに携わる方(部活動の顧問など)
・スポーツ選手自身やサポートする方(保護者やマネージャー)
・今後スポーツに携わる活動をされたい方
スポーツに関わる上で、体の構造を知る事やケガや故障の可能性・予防するための知識を有することはすごく重要な要素であり、「安全に楽しく」スポーツ活動が行えるような環境づくりへの糧となるかと思いますので、ぜひ少しでも興味を持った方はスポーツ医学検定にチャレンジしてみてください♬
▽▲スポーツ医学検定にチャレンジ!公式テキスト・問題集で勉強を始めましょう!▽▲
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が『面白かったな』『役に立ったな』と思っていただけたら嬉しいです!
それでは
YOSHI@