協力隊の水泳ボランティアの活動について詳しく知りたいです。
そんな疑問を解消します!
✔ 本記事の内容
・青年海外協力隊の活動
・水泳ボランティアの活動
・筆者自身の水泳ボランティアとしての体験談
✔ 本記事の信頼性
本記事を書いている僕はブログ暦5年。青年海外協力隊への参加をきっかけにブログを始め、現在では約300記事ほど作成しました。僕の経験が誰かのお役に立つことを目標にこのブログを運営しています。
今回は「協力隊 水泳ボランティアの活動」について情報をお探しのあなたに、以下のような項目をわかりやすくご紹介していきます。
- 青年海外協力隊の活動とは?
- 協力隊 水泳ボランティアの主な活動とは?
この記事を読めば、協力隊 水泳ボランティアについて理解できる。そんな記事となっています。
青年海外協力隊経験者として、実際に筆者が経験したことを詳しくご紹介します。
これから「協力隊派遣前訓練に参加予定」もしくは「青年海外協力隊に興味がある」という方にでも対応できる内容となっています。本記事を読みつつ 水泳ボランティアに関する知識を深めていきましょう。
Contents
ザックリ解説。青年海外協力隊の活動とは?
青年海外協力隊は、発展途上国と呼ばれる国で生活を行いながら様々な分野からその国の発展を支援します。そんな青年海外協力隊の活動について解説します。
国・場所などにより活動の内容が大きく異なる
青年海外協力隊と一括りにしても、途上国で行う活動の種類は大きく異なります。協力隊の活動には多くの職種が存在し、農林水産、人的資源、保険・医療、教育、スポーツなど延べ120以上の職種に分かれています。
また、派遣される国や地域の状況によっても求められる活動内容が異なるため、同じ職種だからと言って同じ活動を行うことはありません。
補足 活動の内容としては、協力隊参加時に活動要請書と呼ばれる「その国が求めている活動」や「行ってほしい活動内容」などが記載されたものがボランティアごとに渡されます。それを参考にしながら活動を協力隊員は行っていきます。
\ 筆者が協力隊を目指した理由がわかる記事こコチラから /
\ 協力隊の活動についてさらに詳しく知りたい方はコチラから /
青年海外協力隊 水泳ボランティアの活動とは?
青年海外協力隊 水泳ボランティアの活動について詳しく解説していきます。
協力隊の活動の中で比較的マイナーな職種
青年海外協力隊 水泳ボランティアは、数ある協力隊の活動の中でも比較的マイナーな職種とされています。
水泳ボランティアは競争率が低め
水泳ボランティアはその名の通り水泳に特化して途上国で支援を行う活動のため、志願者の数が比較的少ない職種とされています。また、応募資格に関しても競技指導歴等を含めすごく高いレベルを求められることもほとんどありません。そのため、協力隊の選考試験での合格率は高いようです。
\ 青年海外協力隊事務所が発表している「職種別選考状況」をご参考ください /
つまりチャンスが多い職種と言えるカモです…
水泳ボランティアの活動は大きく分けて2種類
水泳ボランティアの活動は大きく分けて2種類存在します。
競技力向上の支援
多くの水泳隊員に求められる活動が「競技力向上の支援」と言えます。特にここ数年は東京オリンピック・パラリンピックの兼ね合いなどもあり、より求められていたかと思います。
活動の内容としては、水泳に関する技術や知識を現地アスリートに伝えることはもちろん、指導者に対してもより質の高い指導が継続的にできるようサポートを行っていきます。
普及活動
世界的に見てもまだまだ競技人口の少ない水泳。特にプールなどの特殊な施設が必要であるため、途上国での普及率はさらに低いと言えます。そこで、水泳初心者や水泳というスポーツに触れたことのない方を対象に普及活動を行うことも活動内容として含まれていることがあります。
以上、2種類が主に水泳ボランティアが求められている活動となります。しかし活動のレベルや内容の濃さなどは、その国や地域・活動場所の状況により大きく異なります。もしかすると上記2種類以外の活動がある可能性もあります。
スポーツ関連ボランティアならではのチャンス??
水泳ボランティアを含むスポーツ関係で協力隊に参加する方の多くは、国の各スポーツ連盟や関連施設に配属されることが多いため、国際大会等の大きなイベントにスタッフとして同行できる可能性もあります。筆者自身、カンボジアでの活動中にアジア大会に同行させていただきました。
筆者の水泳ボランティア体験談
筆者の水泳ボランティアの経験を少しお話していきます。エチオピアとカンボジアの2つの国で活動を行わせていただきましたが、2つの国での活動内容や求められることも大きく異なりましたので、そちらの比較もしていただけたらと思います。
\ 筆者がなぜ2か国で活動を行ったのか?についてはコチラをご覧ください /
東アフリカ、エチオピアでの活動
エチオピアの水泳ボランティアとしては筆者が第1号だったのですが、「ほとんど活動ができなかった」というのが一番の感想です。理由としては、アフリカという土地柄やインフラ整備が不十分であることから、生活用水すら確保が出来ない地域が多いエチオピア。その中で大量に水を利用する水泳活動を実施するのはすごく難しい状況でした。
筆者がエチオピアで行った活動
①:活動先での選手・コーチへの知識・技術的サポート
約1年間の活動期間中で実際に指導できたのはわずかな数ではありましたが、可能な際にはエチオピアで選手として登録がされている水泳選手や指導者に水泳指導を行いました。
②:自主的に行った水泳普及活動
個人的に水泳の普及活動を行いたいという思いから、現地の幼稚園にて自作の水泳をテーマにした絵本を読み行かせて普及活動を何度か行いました。
\ エチオピアでの活動の詳しい内容についてはコチラをご覧ください /
エチオピアには約1年間滞在し活動を行ってきましたが、滞在時間の多くは「水泳活動ができる場所探し」に費やしたような感じでした。通常、水泳ボランティア自身が水泳が出来る場所を探すことはあまりない話ですが、そういう状況の可能性もあることを記事を読んでくれる方に伝わると嬉しいです。
アフリカでの水泳ボランティア
筆者自身、エチオピアで活動を行っていた時期に他のアフリカ諸国で水泳ボランティアの存在は0。筆者より前のアフリカで水泳ボランティアの存在は10年ほど前が最後。その事実から、アフリカという土地での水泳というスポーツの活動・普及の難しさを感じます。
東南アジア、カンボジアでの活動
困難続きだった、エチオピアでの活動とは一転、カンボジアでの活動は「十分に活動が出来た」という感想です。アジア圏という土地柄もあり、水源がしっかりと確保されていることや、カンボジアの水泳連盟の積極的なサポート体制や過去に水泳ボランティアが何名が在籍していたこともあり、環境面の整備がしっかり整えられていました。
筆者がカンボジアで行った活動
①:現地の水泳選手への水泳指導
地方都市にある競技場で練習を行う水泳選手への水泳指導(競技力向上)を行いました。現地ならではな問題も多く発生しましたが、協力隊らしい活動が毎日行うことが出来たと思います。
②:水泳の初心者指導
水泳にこれまで関わったことない子(泳げない子)を対象に初心者指導を行いました。水泳の楽しさなども伝えながら、泳げるようにアプローチを行いながらの指導を心がけていました。
\ カンボジアでの詳しい活動はコチラをご覧ください /
実際、2か国でのボランティアを経験してみて強く感じたことは、「国や地域の状況や活動を行う人(選手・同僚など)によって活動の内容が全く違う」という事でした。それぞれの国に問題点・課題があることは確かですが、そのレベルや質の違いが2か国の活動経験から実感できました。
水泳ボランティアとして途上国にできること
今回は青年海外協力隊 水泳ボランティアの活動についてお話をさせて頂きました。筆者自身の経験もいろいろとお話させていただき、水泳ボランティアの活動の内容を少しでも感じてもらえていたら嬉しいです。
水泳ボランティアの活動のゴールは水泳を楽しんでもらうこと
水泳ボランティアとして競技力の向上や普及活動など求められるもの・やるべきことの存在はありますが、実際に経験してみて思うことは「いかに水泳を好きになってもらうか?楽しんでもらうか?」という事。水泳という1つのスポーツを純粋に好きになってもらう、楽しんでもらうことが出来たら、水泳ボランティアとしての”活動の成功”と呼べると筆者は感じています。
ボランティアそれぞれの考え方、活動の仕方があります。どんな方法であれ最後に、途上国で関わった方たちが「水泳って楽しいな。」と思ってもらえる活動を目指すことが大切であり、そういうボランティアの方が多く途上国で活躍されることを願っています。
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