青年海外協力隊の話

【青年海外協力隊】東南アジアのインターハイ”ASEAN SCHOOL GAMES”に参加しました【協力隊体験談】

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YOSHI@
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こんにちは。YOSHI@です!
この記事は「青年海外協力隊について興味のある方」「カンボジア水泳隊員の活動について気になる方」にピッタリの記事となっています。

 

 

今回は”青年海外協力隊の話”という事で、「東南アジアのインターハイとも呼べるASEAN SCHOOL GAMES」と呼ばれる大会についてお話をします。

 

 

【僕の情報】

Twitter(@yoshiswim05

大学(びわこ成蹊スポーツ大学)卒業後 ▷ 教員として勤務 ▷ 青年海外協力隊、アイルランドへワーキングホリデーなど計3年半の海外生活を経験した後、地元沖縄にて水泳のインストラクターとして働きながらブログを運営しています。

 

 

 

ASEAN SCHOOL GAMESとは:年に一度行われる、東南アジアの18歳以下の学生が参加出来る大会

今回で10回目となるこの大会(2018年現在)。毎年ASEAN(南アジア諸国連合)内で開催地が異なり今大会はマレーシアのシャーアラムと呼ばれる場所で行われました。またこの大会は水泳競技だけでは無く様々なスポーツでの競技が行われ、各種目での結果がそれぞれの国のポイントに反映される国別対抗戦の様なシステムの大会です。

<大会ロゴ>

 

 

そんな東南アジアのインターハイ的な国際大会であるASEAN SCHOOL GAMESにカンボジアからも水泳選手が出場することになり、また僕が指導を行っていたKampong Cham の選手も出場することが出来たので、今回はその当時の様子などを詳しくお話していきます。

 

 

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東南アジアのインターハイ”ASEAN SCHOOL GAMES”に参加しました

ASEAN SCHOOL GAMESに出場したカンボジア選手の紹介や、その結果・感想などを以下にお話させて頂きます。

 

 

1:大会に出場したカンボジア選手たち

南アジアのユース世代の大きな大会である”ASEAN SCHOOL GAMES"、カンボジアの水泳競技からは、8名の選手が参加しました(男子4名 女子4名)。

 

そしてその選手8名の中に僕の拠点であり、指導を行っていたKampong Cham(コンポンチャム)から男子選手1名が参加できることとなったため僕も試合に同行することが出来ました。

 

<TEAM CAMBODIA 選手8名、コーチ3名>

 

 

 

【Kampong Chamから大会初参加】: Rathydon くん

カンボジアの首都プノンペンから車で3時間ほど北東に位置する町、Kampong Chamkaから今回大会に参加することになった選手であるRathydon くん。僕が青年海外協力隊として派遣されるまでKampong Chamには立派な水泳プールはあるものの、ちゃんとした指導者・水泳指導を行う事が出来ない状況が続き、Kampong Chamの選手が国を代表して出場するような大会への出場はまったく無い状況でした。

 

 

そんな中、元々まじめで努力を怠らないRathydon くんの姿勢は、僕がカンボジアに派遣・Kampong Chamでの水泳指導の開始後、めきめきと記録を更新させました。

その姿勢・結果から、当時全くの無名であった彼ですが「どうにか今後に繋げる経験を積ませたい」と考えた僕がカンボジア水泳連盟に彼の大会出場を推薦したことにより、今回大会出場まで繋げることに成功しました。

<Rathydon くん>

 

 

 

YOSHI@
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Rathydon くん自身も初の国際大会でありましたが、僕自身も水泳のコーチとして大会引率は初心者+初の国際大会引率という事でドキドキでした。

 

 

2:カンボジア選手の大会結果

に1度ASEAN SCHOOL GAMASではありましたが、結果として「水泳競技からはメダル獲得はありませんでした」

 

出場した選手のほとんどが自己記録の更新や自己記録に近い記録でしっかりと泳いでくれました。その中でもカンボジアの首都プノンペンの選手であるVorleakさんが平泳ぎが50mと100mで見事決勝進出を果たし、他の国の選手達に果敢に勝負してくれました。

 

 

【Rathydon くんの結果】:大幅な自己記録の更新を果たす

Kampong Cham から初出場となったRathydon くんは、50・100mの自由形及び200m個人メドレーに出場し、出場した3種目すべてで自己記録を更新することができました。
その中でも200m個人メドレーでは、以前の自己記録よりも10秒程度記録更新を果たすなど僕も予想外の泳ぎを披露してくれました。

 

 

上記の結果から:

カンボジア水泳チームとして、国際大会という大きな舞台で堂々とした泳ぎが出来たと感じます。

<TEAM CAMBODIA>

 

 

3:大会参加で僕が感じたこと

に1度の開催、東南アジアのユース世代が対象の”ASEAN SCHOOL GAMES"に今回参加をし「参加できてよかった」と凄く感じました。

 

 

その理由として:

 

  1. 東南アジア全体の水泳の状況を見ることが出来た
    まだまだ途上国と呼ばれる国も多い東南アジア国々ですが、実は水泳のレベルは年々高まってきています。

    今回大会参加で実際に各国の水泳のレベルを実際に確認することができ、「今後オリンピックなどのメジャー大会にも東南アジアの国々からの選手の名前が出てくるのではないか」という印象を持ちました。東南アジア内から世界へ向かう過程の一部をみる事が出来た気がします。




  2. 現在のカンボジアの状況を他の国との比較がができた
    カンボジアと他の国との比較がしっかりと行えたことも凄く良かった点です。正直、まだカンボジアが東南アジアの強豪国(シンガポール・インドネシア・マレーシア等)と勝負していく事は難しい状況であると感じました。

    しかし、カンボジアの選手の過去のデータなどから今回の記録を見てみると少しずつではありますが、以前よりもカンボジアと他国との差は縮まってきています。まだまだ時間はかかりますが、カンボジアの選手が、東南アジアの強豪国と戦える日が来ることが楽しみだな。個人的に感じました。

 

 

以上が今回大会に参加が出来てよかったなと感じた点です。

 

<3か国での記念撮影:ミャンマー・ラオス・カンボジア>

 

 

4:Rathydonくんの大会参加は大きな1歩

南アジア大会という国の名を背負って出場する大きな大会へKampong Chamから初出場となったRathydonくん。しかし彼がこの大会に出場できるまでに彼自身・そして指導していた僕としても多くの努力を重ねました。

 

 

 

僕(指導者)として:水泳連盟に彼の存在をアピール + 彼(Rathydonくん)に結果をしっかりと出させる

 

  1. 水泳連盟に彼をアピールする

    当時、まったくの無名であったRathydonくん。1番の理由として彼の練習の拠点であるKampong Chamはカンボジア水泳連盟が全く管理が届いておらず、選手の強化はもちろん選手の管理・認識すら全く行われていませんでした。


    水泳連盟の管理が行き届いていない状況の中、練習を怠けるKampong Chamの選手も多くいましたが、1人でも努力を怠らず継続が出来ていたRathydonくんの姿勢は「今後のカンボジアの水泳会に必要となる存在であり」「彼は水泳選手として成長が出来る存在」であると感じた僕は、水泳連盟に彼の存在のアピール・大会出場への推薦を行いました。



    水泳連盟に彼をこの大会に出場させるためには、水泳連盟との話はもちろん色々根回しの様な工夫を行わなければ、実現させることが出来ませんでした。しかし、「どうにか頑張る彼を大会に出場させるため」僕自身、思考を巡らせながら行動を行いました。





  2. 彼(Rathydonくん)に結果をしっかりと出させる

    水泳連盟に彼の存在のアピール・大会出場の許可を頂きましたが、「結果が悪ければ次は無い」という事は容易に想像できたたため、「彼には彼なりの結果をしっかりと出してもらう」必要がありました。

    「中途半端な態度・気持ちでは大会に出場させない」という事を彼に強く伝え、大会出場までの約2か月間、Kampong Chamの他の選手とも練習を分け通常よりも集中して練習を行いました。もともとまじめな性格の彼であったため、2か月間しっかりと練習をこなし見事本番で結果を出すことが出来ました。
 
 
 
YOSHI@
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2人で2か月間「目標の為に全力を尽くした」日々でした。

 

 

 

彼の大会出場+結果を出すことが出来たことにより:彼自身・水泳連盟・Kampong Chamの水泳選手にとって大きな1歩に繋がった

当時、しっかりとした練習・指導者がいないことから水泳連盟から軽視されていたKammpong Cham。でも実際は「頑張っている選手がいる」ことも確かで、そんな指導者がいなくとも努力をしている選手の存在を水泳連盟に知ってもらう必要があると感じていました。 


また同時に、Kampong Chamの選手の多くは「国際大会に出場などは僕らには関係ない事」という雰囲気もあり、Kampong Chamの選手たちには「頑張ればチャンスはやってくる」という事を知って貰いたいという思いがありました。

 

 

以上の事を変えるためには「Rathydonくんの大会出場+結果を出す」という事は必要不可欠な事でした。

 

 

YOSHI@
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そんな2つの大きな目標を見事果たすことが出来た彼の頑張りは「自分自身はもちろん、水泳連盟・Kampong Chamの選手たちの意識を変えること」に繋がったのではないか?と感じます。

 

 

1人の水泳選手を未来に繋げることが出来た機会

回は「東南アジアのインターハイとも呼べるASEAN SCHOOL GAMES」についてお話しました。

 

 

YOSHI@
YOSHI@

いかがだったでしょうか?

 

 

まったくの無名の選手に「国際大会出場の機会を獲得させ、次に繋げる」という事は決して簡単な作業ではなく、多くの行動・工夫が必要であったことは確かです。そして何よりRathydonくんの努力が必要であり、本当によく頑張ってくれたなと感じます。

 

 

国際大会の出場はもちろんですが、初めての飛行機、初めてカンボジア料理以外の物を食べる(以前まで外国の物は食べたことなかったそう)等、彼にとって初めてだらけの経験ばかりで、水泳競技以外の部分でもいい機会となりました。

 

 

 

YOSHI@
YOSHI@

僕は大したことはできませんでしたが、少しでも彼の未来を変えることが出来た機会に共にすることが出来たことを凄く嬉しく思います。

 

 

 

今回のこの経験が、

水泳だけではなく彼の人生にとっても
大きなものとなる事を僕は願っています。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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それでは
YOSHI@

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