こんにちは。YOSHI@です!Follow @yoshiswim05
この記事は「僕がエチオピア生活中に起こった珍事件をまとめた記事」となっています。「エチオピアに興味のある方」「行かれる予定のある方は」は是非ご覧ください。
今回は「エチオピアで起こった珍事件⑤選」ということで、僕が青年海外協力隊として東アフリカの国エチオピアで生活していた際に起こった、数々の珍事件を皆さんにご紹介したいと思います。
エチオピアという国…
ホントに色んな事が毎日起こる国なんです!
日本だと99.9%ありえない事も頻繁に起こるエチオピアですが、今回紹介するのはその中でも特に印象的だった事件(2年たった今も鮮明に状況を覚えている事件)を⑤つお話していきたいと思うのですが... 全部本当の話で嘘をついていたり、話を盛ったりは一切していません。
なので皆さんには、「エチオピアってこんなことが起きるの?」とか「エチオピアって面白いね」と面白可笑しく記事を読んでいただければ幸いです。
Contents
1:変な事が良く起こる国エチオピアでの生活中に起こった”珍事件”⑤選
それではさっそくですが、僕が青年海外協力隊として1年間生活していたエチオピアで起こった珍事件をどんどんご紹介していきたいと思います。
①:家の門を開けるとそこには…事件
ではさっそく1つ目の珍事件のエピソードをお話していきます!
エチオピアで生活していたある日の事... エチオピアでの僕の住まいはエチオピア人のお家の敷地内にある小さな家(はなれの様な感じ)に住んでいました。そして、外に出かける際には外に繋がる門を開けて出かけるようなシステムで、その門を開けるまでは外の様子がほとんど分からない感じでした。
そしてある日、いつも通り外に出かけようと思いその外へと繋がる門を開けてみたら…
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大量の野犬(20~30匹)が僕の家の門の前で群がっている…
<実際はこんなに可愛くないです>
当時僕の住んでいた家の通りには「わんわん通り」と僕が呼ぶほど野良犬がうろうろしている通りがあり(因みに毎日通る道でした)、時々凄い群れで行動している犬たちを見かけた事もあったのですが、まさか自分の家の前で群れた犬たちが集合しているとは思わず…
ビックリですよね… そして静かに門を閉める。
因みに狂犬病が発症すると治療方法が今のところ見つかっておらず、ほぼ100%死亡する危険なウイルス性の感染症です。
噛まれなくてよかったと心から思った出来事でした
②:深夜のタクシードライバーと大ゲンカ
エチオピアでの食事会で盛り上がり時間が遅くなった日の事…
タクシーで家に帰ろうと思い。タクシーに来てもらう事に、連絡したタクシー会社はメーター式でお会計をする日本の一般的なタクシーの様な感じだったのですが、いざタクシーに乗り込むとメーターを気にしている様子が全くない。そこで...
このタクシーメーター式だよね?
と質問をすると…
そうだよ!動かしてるよ!
「いやこれは怪しいぞ…」と思いながらもタクシーに乗り続け無事家の前に到着。
メーターが表示している金額を支払おうとすると...
このメーターは間違っている!
本当は〇〇〇ブルだ(メーターの金額の3倍ほどの値段)
エチオピアでタクシーに乗る際は、乗る前にちゃんと値段の交渉をしてから乗り込みましょう。そうしないと下りる時にありえない価格を要求してきたりしてトラブルのもとになります。メーター式のタクシーの場合でも同じで、メーターがちゃんと動いているかどうか確認しましょう!
メーターの金額が正しいし、普段タクシー使う時も大体このぐらいの値段だ!
おれはこんな遅くにお前をここに連れてきたやったんだ!それぐらい貰って当然だ!
と主張し始める。その態度にイライラした僕は
それがお前の仕事だ!
と言い切り、メーターに表示されている金額をタクシーの席に置き車を出て家の門を開けようとすると、すかさずタクシードライバー車から降りてきて僕が門を開けるのをブロック。
このお金じゃ足りない。ちゃんと言った金額を出せ!
と主張するドライバーにイライラMAXな僕。お互いに深夜2時のエチオピアの町中で大声をあげてケンカをする事約30分。
もうこれじゃ時間の無駄だと思い。メーターに表示された金額の2倍の額のお金を人生で初めて車のバンパーに叩きつけて
帰れ!
とドライバーがお金を確認している間にすかさず家の門に入ることが出来ました。
ここでお話をしておきたいのですが...
途上国ではいわゆる「ぼったくり」は日常茶飯事で起きます。別にそれは良いとも悪いとも言いませんが、彼らの外国人だから「沢山お金を取ってやろう」的な心に腹が立ちます。お金が無いからとかケチだからという意味はありません。
でも後々考えると、深夜2時の誰もいない通りで日本人とエチオピア人が大ゲンカしている姿って面白くないですか?そして何も無く安全に帰れて良かったなといまでは感じています(笑)
③:アクティブな物乞いとの出会い...
エチオピアには凄い数の物乞いがいます。多い場所では5歩歩けば物乞いがいるぐらいの間隔で物乞いが居たりすることもあります。
凄く助けてあげたい気持ちにもなるのですが、僕らが少しのお金やモノをあげたところで何の助けにもならない事の方が多く、また1人にあげてしまうと色々な所から物乞いがやってきて収集が付かなくなることが在るので、僕は「物乞いには一切何もあげない」と決めていました。
エチオピアでは物乞いが一種のビジネスになっている事が多く、元締めの様な人物が存在していて、物乞い達に1日中物乞い活動をさせて集まったお金の大部分は元締めが回収し、1部を物乞いが給料としてもらっていたりもするようです。
また体が不自由なふりなどをしている輩も町には沢山いるので、基本的には物乞いは信用しないようにしましょう。
カンボジア・アイルランドなどで生活していますが、正直どこの国にもホームレスや物乞い的な物がいます。ただ、エチオピアの物乞いの「しつこさ」は世界一なのでは無いかと思うほどしつこいです。
僕と物乞い達とのエピソードは2つあるので2つ紹介したいと思います。
〇 恐怖。ランニング物乞い
ある日、いつも使っている道を歩いている時の事。一人の物乞いが道で座っていました。そして僕を見るとすぐに...
お腹が空いているお金を…
と言ってきたので
ごめん。お金今持ってないからあげられない...
と伝えながらその場を去ろうとすると、その物乞いがヌクッと立ち上がり... 凄い勢いで僕に向かって走ってき始めました。それに恐怖を感じた僕はすかさず全速力で逃げる。
逃げてるのに追いかけてくる物乞い... 約50m程お互いに全速力で走ったところで物乞いが諦めてくれました。
なかなか走って追いかけてくる物乞いはいませんが、走って追いかけて来られたら恐怖しか感じませんでした(笑)
というか走れる力があるなら働けるのでは?とも感じた出来事でした。
〇 長旅する物乞い
ある日の事、エチオピアの首都アディスアベバからバスを乗り継ぎ1時間ほどにあるエントットと呼ばれる地域へ行った時の事... そこは山になっていて、一緒に行ったエチオピア隊員たちとハイキングを楽しんで「さぁ帰ろう」となったところで、1人の男の子に遭遇をしました。
その男の子は…
お金ちょうだい
と僕らに話を掛けてきましたが「ごめん」と伝えて、その場を立ち去ろうとしますが、ずっと「お金ちょうだい」と僕らの後を付いてきます。ここまではエチオピアでは良くある光景なので、無視をしてそのまま歩き続ける僕ら... それでもずっと付いてくる男の子。
そのまま男の子についてこられるままバス停に到着。「凄くしつこい子だな」と思いつつもバスに乗れば諦めてくれるか。と考えていた僕らだったのですが... バスに乗り込む僕らと一緒にバスに乗り込む男の子。
そしてなぜか、バスの料金を支払わずバスに乗ることが出来ている男の子。そのまま男の子と僕らを乗せたバスは走り続けること約40分、目的に到着し僕らがバスを降りると彼もバスを降りる。
さすがにヤバいと思った僕らは・・・
ついて来ても助けてあげられないから帰り!
と伝えても、諦める気が一切ない彼。(しつこすぎる)
このまま家の近くまで来られてもヤバいので、近くにあったカフェに入る事に、そしたら彼もカフェに入ろうとしたところで、カフェの定員さんに止められ何かを言われて諦めてくれました。
そのあと彼がどこに行ったのかはわかりませんが... 約1時間も後を付いてこられた経験は後にも先には彼だけでした。少しかわいそうだなとも思いましたが、仕方がなかったエピソードです。
④:バスから降りると…事件(アルバミンチ)
これは僕がエチオピア生活が始まってまだ間もない頃の事です。
首都のアディスアベバからバスで約8時間ほど南にあるアルバミンチという地域に行ったときの事。
初めての一人エチオピア内旅行という事もあり、何も分からずアルバミンチへ… アルバミンチには隊員さんがいる為バス停に隊員さんが迎えに来てくれる予定であったため安心しきっていた僕だったのですが...
少し遅れると思うから、どこかで待ってて
という連絡が隊員さんから送られてきたのが、アルバミンチに着く10分程前の事。
少しなら問題ないか!
と思っていた僕だったのですがその考えが甘かったです。バスがバスステーションの場所に入るなり大量のエチオピア人がステーションから僕を見つけるなり手を振り出す。
凄い外国人ウェルカムな町だな
と思っていたのですが... バスがバスステーションで止まるなりその人たちがグワァーとバスに乗り込んできて僕の所へ…
ホテル・バジャジ(タクシーの事)・ツアーあるよ!
と僕に話掛けてくる。そのせいでバスを降りる事も出来ない。とりあえずバスを降りたかった僕は
バスを一回降ろさせて
と伝え、バスを降りたのですがバスを降りたら降りたらでさらに沢山のエチオピア人(30人程)に囲まれる...ことに
右からは…
ホテル紹介するよ!
左からは…
ツアー・タクシーあるよ!
と同時に大量の人に声を掛けられる(ある意味スターの気持ちがわかった瞬間(笑))その後も一向に収まる感じが無く、とりあえず...
友達がいるから大丈夫ありがとう!何もいらない。
と一言いうと一人のエチオピア人が...
お前の友達を知っているぞ!俺はその友達にお願いされてお前を迎えに来た。
とか言い出す。そんなこと隊員さんから連絡無かったから多分違うと思い。
多分それ違う人だよ!
と伝えても「絶対にお前の事だ」と言い張るそのエチオピア人。なので...
その人なんて名前?
と質問すると…
中国人の○○○だ!
「もう完全に違うじゃん...」と思い
僕は日本人で中国人の友達はココには居ないから人違いだよ!
と言っても諦めないエチオピア人。
今からそいつに電話するからお前出ろ!
となり、意味も分からなしここに居たら身の危険を感じたため、バスステーションから離れる事に...
歩き始めた僕の後ろには数十人(30人近く)のエチオピア人が列をなして付いてきながら、ホテル・タクシー・ツアーの勧誘をしてくる。とにかくこの人たちから逃げる事を考えて歩くこと5分ほどで、やっとアルバミンチに住む隊員さんと合流出来て、後ろにいるエチオピア人たちを解散できることが出来ました。
はたからみると、外国人が大量のエチオピア人を引き連れて町を練り歩いている光景で凄く面白いのですが、その時僕は必死でした(笑)
⑤:街でまさかの…事件
さいご⑤つ目は、たぶん一生忘れる事が無いだろう珍事件です。
それは家の近所を歩いていた時の事... エチオピアでは警察や軍隊の方が町を警備している事が良くあるのですが、その日も町の警備をしている一人の軍人に遭遇...
普段なら声など掛けられる事はほとんど無いのですが、その日声を掛けられる。
ちょっと来て
何だろうと思いながらも、とりあえず彼の所に行くところに…
すると彼が手に持っていた銃の銃口が僕の太ももにピタリとくっつく。
暇だから打たせて!
しかもこんな感じの銃が太ももにくっついている。
完全に「ハッ?」となりイラっとする僕。
全然面白くないから…
と抵抗すると...
反対側の足ならいい?
と銃口を反対の足にくっつけてくる軍人。その態度にさらにイライラした僕は...
それほんとにおもしろくないから、ちゃんと仕事して!
と言うと...
お前驚かないし、面白くないからもう行け!
と言われその場を後にすることが出来たのですが、正直心の中では「銃が体にくっついてる」とドキドキでした(笑)それにしても「暇だから打たせて」って一体なんだよ!って感じですよね。
銃口を体にくっつけられた瞬間の何とも言えない「鉄のヒンヤリした感じ」が今でも感覚として残っています。それにしても打たれなくてよかったなという出来事でした。日本ではまずない出来事というより大事件。
2:毎日の様に珍事件が起こる国エチオピア...
以上⑤つのお話が、僕がエチオピアで生活をしていた際に起こった珍事件でした。それ以外にも沢山の出来事が日々起こっていたエチオピアでしたが、その中でも印象深かったものを今回は紹介させて頂きました。
まず日本では99.9%ありえないことだらけのエチオピアですが、凄く良いところも面白いところも沢山あるので、もし行く機会があれば行って欲しい国の一つです。(僕の個人的意見)
エピソードをイメージできるように細かく書いたので、少し長い記事となってしまいましたが、面白ろ可笑しく読んでいただけていたら幸いです。
自分で言うのも何なんですが、結構「ほかの人が起こらないような事が良く起こる人間」だと思っていて、今回紹介したエチオピアの事もそうですが、カンボジアでも現在のアイルランドでも結構ほかの人が遭遇しないような出来事に遭遇しています。(ネタは絶えないです)
なので今後、また今回の様な記事を「カンボジア編」「アイルランド編」でもご紹介していけたらいいなと思っています。
今回は「エチオピアで起こった珍事件」をテーマにお話をさせて頂きました。この記事を読んで頂いた方が少しでも楽しんでもらえていたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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それでは
YOSHI@
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