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この記事は、「エチオピアに興味のある方」に是非読んでもらいたい記事となっています。
今回は”エチオピア情報”ということで、「エチオピアの基本情報」についてお話します。
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青年海外協力隊として1年間生活していた東アフリカに位置する国エチオピア。アフリカ大陸に位置しながら「他のアフリカの国とは全く違う」と言われるほど独特の文化・歴史をもつ個性的で面白い国です。そんなエチオピアの基本情報について詳しくお話していきます。
1:東アフリカの個性的で面白い国 エチオピア の基本情報
東アフリカに位置する国、エチオピアの基本情報について以下にご紹介します。
①:正式名称はエチオピア連邦民主共和国
エチオピアの正式名称:エチオピア連邦民主共和国
☑ 公用語:アムハラ語
☑ 国土面積:1,104,300km2(日本の約3倍)
☑ 人口:108,113,150人
☑ 通貨:ブル
☑ 日本との時差:-6時間
アフリカ最古の独立国および現存する世界最古の独立国の一つ(アフリカ大陸で唯一植民地化されなかった国)。「アフリカの角」に位置する大地溝帯が走る起伏の激しい内陸国であり、300 万年以上もさかのぼる遺跡があり、古代文明が栄えた国。多くの世界遺産なども存在する自然・文化・歴史など興味深いものが沢山ある国です。
人口も約1億800万人(2020年7月推定)で、アフリカ州では、約2億人を抱えるナイジェリアに次いで二番目に人口の多い国とされる。多民族国家のエチオピアは、民族ごとに構成される10つの州と2つの自治区からなる連邦制がとられている。Wikipedia参照

▽多数の民族が存在するという事から、エチオピア国内での対立が発生することもあります。(2020年11月の民族間対立)▽
アムハラ語 出典:https://www.chikyukotobamura.org/muse/wr_africa_3.html
観光関連のオフィスや行政機関などでは英語が通じることが多いですが、首都アディスアベバでも基本的にはアムハラ語のみが通じます。簡単な英語(数字や挨拶など)は大丈夫かと思いますが、それ以上の会話を英語で行うのは厳しいです。
▽旅行の際に使えるアムハラ語に関する記事です。ご覧ください▽
②:エチオピアの独特の文化とは??
アフリカ大陸で唯一植民地化されなかった歴史などから、他国の影響をあまり受けることなく独自の文化発展を遂げたエチオピア。そのため「アフリカにありながらアフリカではない」とも呼ばれるほど個性的だとされています。

エチオピアの独特な文化をご紹介します。
〇 エチオピアのみで食べられる食事「インジェラ」
エチオピアの主食:インジェラ
テフと呼ばれる穀物を粉末にし、さらに数日発酵させてクレープ状に焼いたものがインジェラ。インジェラはエチオピアの主食とされ、そのインジェラにワットと呼ばれる、カレーのようなソースをつけて食べるのが一般的。
エチオピア以外のアフリカ圏の多くの国では、トウモロコシやイモなどから作られる「シマ」や「ウガリ」と呼ばれるものが主食とされていますが、エチオピアのみでインジェラが主食とされています。※エチオピアから分裂した国エリトリアでもインジェラは食べられているようです。
<ウガリ>

インターネットでインジェラを検索すると「見た目雑巾、味ゲロ」などと呼ばれています。
インジェラ単体で食べると美味しいとは言えませんが、インジェラにつけて食べるおかず的な存在であるワットと呼ばれるスパイスの効いたものを一緒に食べることで、インジェラの独特の酸味とワットのスパイスのうまく合わさり美味しく食べることができます。
▽もっと詳しいインジェラの情報については以下の記事をご覧ください▽
〇 1年13か月!?独自の暦を使うエチオピア
エチオピアでは:エチオピア暦が日常的に利用されている
日本のカレンダーでも使われている太陽暦(グレゴリオ暦)が世界的にメジャーな暦である一方、エチオピア暦はエチオピア独自で使われている暦で、1年が365日という部分は同じですが1か月が30日で設けられていて、残りの5~6日間が13月として存在します。(日数の違いはうるう年かどうかの違い)
エチオピアの新年はグレゴリオ暦の新年の日とは同様ではなく、グレゴリオ暦の9月11日(うる年12日)がエチオピアでの新年となっています。そのため、世界的に大きなイベント時(新年・クリスマスなど)でもエチオピアではそうでないことが通常です。また、エチオピア暦ではキリストの生誕が西暦と考え方の違いから、エチオピアと西暦で8年の差があり現在のエチオピアは2012年。

以上のような独自の暦が日常的に使用されているため、私たち外国人などグレゴリオ暦が一般的とされる人にとって、混乱を招く原因にもなります。
○ 通常と6時間の差が発生するエチオピア時間の存在
エチオピアでは:時間も独自の発展を遂げている
私たちが日常的に使用している時間は0時から始まるが、エチオピアでは独自の考え方沿って時間が使用されている。エチオピアでの1日の始まり0時は一般的の時間でいう朝6時となる。
朝7時=エチオピアの1時
朝8時=エチオピアの2時

エチオピア人との時間の約束をする際、一般的な時間なのか?エチオピア時間なのか?確認をしないと約束が成り立たなくなりますので、ご注意を!
〇 エチオピアのみで信仰されるエチオピア正教(オーソドックス)
エチオピア正教:多くの信者を占めるエチオピア独自の宗教
エチオピアでは独自に発展したキリスト教であるエチオピア正教(オーソドックス)の信者の方が半数以上を占めます。聖書にも登場するほどキリスト教にとって重要な場所とされるエチオピア。歴史の中で独自の宗教文化も獲得したとされています。
【エチオピア正教では:厳しい断食が義務図けられている】
エチオピア正教と他のキリスト教の宗派との大きな違いは、断食システムがあるかどうか。エチオピア正教では、一般的信者が180日・聖職者では250日とされています。毎週水曜日・金曜日は原則断食日とされ、それ以外にも長期的な断食機関が設けられている。

長期間の断食機関に入ると、町のスーパーやレストランから肉が姿を消すなんてことも頻繁に発生します。
2:個性強め、独自の文化・発展を遂げた面白い国「エチオピア」
今回は”エチオピア情報”ということで、「エチオピアの基本情報」についてお話しさせていただきました。

いかがだったでしょうか?
食文化をはじめ宗教やカレンダーなども他の国とは全く異なるエチオピア。アフリカで唯一の独立国家として発展を遂げながら現在にいたるため、外国文化も大きく受けることなく独自の文化を継承し続けられています。そのため、他の国とは大きく異なることも多々あり文字通り「超個性的な国」と言えるかと思います。
実際その超個性的な文化のせいで、エチオピアで生活中には混乱させられることもしばしば。常に想像の斜め上をいくような予想外な出来事に遭遇しました。そのため毎日、喜怒哀楽の感情が激しく変化しましたが、それが「エチオピアらしい」とも言え「そこがエチオピアの面白さ」とも言えます。
今回紹介させていただいたこと以外にも、まだまだ私たちの想像を超える文化を持つエチオピア。アフリカという土地柄もあり、まだまだ日本から旅行等の目的地としてはメジャーではありませんが「日本では感じることのできない魅力を多くもつ国」であることは間違いありませんので、ぜひ機会があればエチオピアに遊びに行かれてみては?
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YOSHI@