青年海外協力隊の活動に興味がある方はいませんか?
発展途上国と呼ばれる国で2年間ボランティア活動を行い、その国の発展の支援を目的とする青年海外協力隊(JICAボランティア)。日本政府が行っている活動(ODA)ということで、一度は耳にしたことがあるという方も多いボランティアの一つかと思います。
そんな青年海外協力隊の水泳隊員として活動を行っている筆者。2年間あった任期も残り1か月となりました。そんな今回は「任期終了まで1か月での心境」をテーマにこれまでの協力隊生活の振り返りや残りの1か月をどう過ごしたいか?など現在の気持ちをお話していきます。
青年海外協力隊の方にとって活動の参考となれば嬉しいです。ぜひ最後まで読んでください。
✔ 本記事の信頼性
本記事を書いている僕はブログ暦5年。青年海外協力隊への参加をきっかけにブログを始め、現在では約300記事ほど作成しました。僕の経験が誰かのお役に立つことを目標にこのブログを運営しています。
Contents
任期残り1か月、”素直な心境”語ります。
青年海外協力隊として活動している筆者。残りの任期が1か月となり現在の心境をお話させていただきます。
特殊な筆者の協力隊生活。「より短さ」を感じる
任国変更を行ったことでより時間の短さを感じている
水泳隊員としてアフリカのエチオピアに派遣された筆者。エチオピアでの活動は国の状況や活動先の問題など多くのことが絡みスムーズに行うことが出来ず。結果として「任国変更」というエチオピアを離れる決意をし、現在生活をしているカンボジアに移動してきました。
※エチオピアには1年間1か月、カンボジアには10か月間の滞在です。
(残りの1か月は任国変更に関する手続き等で日本に1か月の滞在が含まれています。)
通常であれば2年間同じ国で活動を行うため「2年間という期間でできる活動の幅は大きい」のですが、筆者に関しては途中で国を移動したことにより改めて生活に慣れていくことや、言語の習得、活動先の問題の把握など協力隊1年目にやるべきことをしなければならない状況がありました。
それらに慣れることで必死になっていたこともあり、2年間という期間は「あっという間だな」という印象です。
\任国変更について気になる方はコチラの記事をご覧ください/
活動の目標は達成できたのか?
自分が描いていた状況とは違うが”それも協力隊”
2年間という限られた時間の中に加え、途中で活動場所が変わったことなどもありますが、正直、思い描いていたような状況や目標の達成ができたとは言えません。特殊な状況であったということももちろんありますが、それを抜いて考えたとしても「2年間で目標を達成させることは難しいな」と感じています。
「もっと時間があれば...」と考える部分もありますが、決められた時間の中でどこまでできるか?も協力隊の活動の醍醐味であり、常に「もっと何かできるのでは?」「次のステップは何だ?」と1つクリア出来てもまた次の問題解決に向けて活動を行ってきました。
外国で言葉を一つ伝えるだけでも一苦労あり、理解をしてもらえることなんてなかなか無い状況が当たり前、その国々の文化や国民性なども考えながら活動を行っていく必要もあり、時には理想を下げたり妥協することもある中で、「自分ができる精一杯で活動しよう」と常に走り続けてきた2年間でした。
指導している選手達
任期の延長も考えたりするのか?
延長も考えるが、結果としては2年の期間で十分だと感じる
途中でエチオピアからカンボジアに移動したということもあり、活動に使える時間はすごく難しい筆者の協力隊生活ですが、「任期の延長なども考えましたが、結果的には元々の任期で協力隊を終える」ことを決断しました。
指導している選手達と決めた目標は達成して任期を終えたい!という気持ちは十分にあります。選手や同僚に対して不満を持ったりすることもしばしばありますが、なんだかんだ言っても僕は彼らの事が好きなので、自分が任期を終え帰国してしまった後の事が気になってしまうのも事実です。
しかし、最終的には僕(ボランティア)の助けが無くても彼ら達でやっていける様にするのが僕の役目でもあると思っているので、彼らの元を離れるべきだと感じています。(でもまだ支援は必要かな。とか思ったり)
筆者だけではなく他のボランティアの方と関りを持ちながら、これからさらに「発展していって欲しい」というのが素直な感想かもしれません。
残りの時間を変わりなく活動を行っていくことが”今の目標”
今回は「任期終了まで1か月での心境」ということで、協力隊生活を振り返りながら現在の筆者の思いなどをお話させていただきました。いよいよ協力隊として活動できる時間が残り1か月を切りましたが、筆者が最後に感じることは「最後まで同じように日々の生活を送りたい」という事。
終わりという文字が見え、寂しさを感じたり普段と違うことをすべきかな?と思うこともありますが、いつもと変わらない日常を選手や同僚たちと過ごせることに感謝したいと思っています。
その理由は、筆者の協力隊としての役目は終えますが彼らの生活はこれからも続いていきます。だからこそ、当たり前の日常を最後の時間まで大切にしつつ、筆者が帰国した後もそのままいつもの生活が続いていけるようにしてあげることも必要だと感じたからです。
協力隊としての2年間、辛いことも・楽しいことも色々あった中で「ここまで来れてよかった」という思いです。たくさんの人と出会い、支えてもらいながら成長させていただいた2年間でした。そんな長いようで短い協力隊生活ですが、最後まで自分らしく日常を大切にしながら過ごしていきます。
最後までがんばります
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YOSHI@