YOSHI@のヒトリゴト

【ヒトリゴト】世界中で起こる人種差別について考えてみた【自分自身の体験談も含む】

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YOSHI@
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こんにちは。YOSHI@です!
この記事は「世界中で起こる人種差別について興味のある方」「海外生活経験者の差別体験談を知りたい方」に読んで頂きたい記事となっています。

 

 

今回は”ヒトリゴト”という事で、「世界中で起こる人種差別について僕の体験談・考え」を含めながらお話をします。

 
 
【僕の情報】
☑ 青年海外協力隊として、エチオピアとカンボジアで水泳指導経験(各1年)

☑ ワーキングホリデー制度を利用しアイルランドで滞在(1年2か月)

☑ 世界3か国の生活・10各国の旅行経験
 
 
 
YOSHI@
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自分自身の経験+考えをお話する記事なので、全ての方と同じ考えではないかと思いますが、1意見として読んで頂ければと思います。

 

 

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1:世界中で起こる人種差別について考えてみた

2020年の5月にアメリカで起こった、警察官の黒人に対する暴力・差別で世界中でデモ活動や差別撤廃活動が活発化された「Black Lives Matter」が多くの方に認知されている差別問題ですが、それ以外にも沢山の差別が世界中では起こっています。

 

僕自身も海外生活中何度も差別的な場面に遭遇しましたので、ご紹介します。

 

〇 僕自身が遭遇した差別的場面

【エチオピアでの体験談】:

青年海外協力隊として、東アフリカの国エチオピアで生活している際には多くの差別的場面に遭遇しました。アフリカの1国という事もあり、国民のほとんどは肌の色が黒い(いわゆる黒人)で僕の様な日本人(アジア人)が街を歩いている光景は珍しい状況があります。

 

 

また多くのエチオピア人はアジア人=中国人という印象が強いようで...

少しでも街を歩けば「チャイナ・チャイナ」や「チンチョンチャン(中国語風の話し方」と声をかけられたり、ひどい時には「国へ帰れチャイナ」と罵声を浴びせられることもありました。

 

 

もう少し暴力的になってくると、石や水がしっかりと入ったペットボトルを顔面めがけて投げられたり、街ですれ違いざまに蹴られそうになったりという事を何度もされたことがあります。

 


 

【アイルランドでの体験談】:

ヨーロッパの国アイルランドで生活している際も、僕が一人で街を歩いていると突然、怒りの様子を表しながら街にあるお店のシャッターをバーンと力強く蹴り大きな音をたてた後、僕に向かって...「俺がイライラしている理由は、お前が中国人だからだ」と言われたことがあります。

 

またこのような暴力的・直接的な感じではなく、何人かのヨーロッパ人の中に僕(日本人)が1人混ざっている状態の際に「見下されたような表現で・言い方」で話をされたり、同じ空間にいるにも関わらず「空気の様な存在:話しかけてもほぼ無視された」されたりなどの経験もあります。

 

 

YOSHI@
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以上の様に、大きなものから小さいものまで「差別的」だなと僕自身が感じた場面にこれまでの海外生活で何度も遭遇してきました。

 

 

〇 なぜ差別が起こるのか?自分なりに考えてみた

れまで遭遇した「差別的」場面も含めながら、「なぜ差別が起こるのか?」自分なりに考えてみました。

 

・単純に無知なだけ

差別的な行動が起こる際に「単に無知(知識がない)だけ」な場合も凄く多いと僕は考えています。

 

 

理由:

エチオピアで沢山遭遇した「差別的」場面ですが、そのたびに基本的に立ち止まり差別的な行動をしてきたエチオピア人(主に子供たち)を捕まえて話をするようにしていました。

「チャイナ・チャイナ」と街で呼ばれた場合には ⇒ 「私はチャイナではない、日本人だ。自分がガーナ人とかケニア人ってこんな風に呼ばれたらどう感じるのか?」と質問したりしていました。

 

おそらく「外国人に捕まえらる」+「質問をされる(現地語)」とは考えてもみなかったという驚きの表情をしながらも、「日本人だったんだね。ごめん」と謝罪の言葉をしてくることが凄く多かったです。中には最初から悪意を持って差別的な行動をとっている人もいましたが... 

 

 

以上の様な経験から、「単純に無知(知識がない)」ことがきっかけとして差別的な行動が起きてしまう事があるのでは?と考えます。

 

 

 

【特にアフリカの様な発展途上国の場合】

  • 珍しい外国人と関わりたいけど関わり方がわからない ⇒ とりあえず「チャイナ」と言ってみる
    ※おそらく中国人の方が言われても嬉しい気分にはならないと思う言い方

  • アジア人=すべて中国人だと思っている
    ※僕らがアフリカ人を一目見てガーナ人・ケニア人などと判別できないのと同じ(すべてアフリカ人と表現する)

 

 
 
以上2点の事は確実にあると考えた僕は、エチオピアでの生活している際には街(特に家の周辺)で出会った現地の人とコミュニケーションを取りながら「自分は日本人であること」「自分自身が同じようなことをされたらどう思うのか?」という事を話すことを積極的に行っていました。

 

 

 

その結果:
当初、街を歩くたびに「チャイナ」や「チンチョンチャン」などの言葉が飛び交っていたのが、「ジャパン(国が変わっただけ)」や「普通に挨拶」をしてくる方の数が圧倒的に増えました。(きっとその辺では有名な日本人だったんだと思います。)
 
また驚いたことに、僕に向かって「チャイナ」や「チンチョンチャン」などと言ってくるエチオピア人に対し周りのエチオピア人が「あいつは日本人だ」「チンチョンチャンはやめろ」と訂正をしてくれるようになりました。

 

 

・無意識で差別をしている

「自分は差別をしていない」と思いながらも無意識で差別をしていることもあると考えます。

 
 

理由:

僕自身「差別的な行動」はしていないと思っています。ただエチオピアにいる際に「チャイナ」と呼ばれイラっとしたり、黒人の方を街で見かけて少し怖いと感じてしまったりすることがある・ありました。

それは直接的に相手に差別的な行動をとっていなかったとしても無意識に小さいながら差別的なものを自分が持っている可能性があるのでは?と感じます。

 

 

  • なぜ中国人に間違えられてイラっとするのか?
  • なぜ黒人を見て怖いとという感情を感じるのか?
 

 

正直理由なんてなく、これまで自分が見聞きしてきた経験や、単に見た目(特に黒人の方)で僕ら人間は判断することが多くあると思います。⇒  無意識な差別的な態度や行動をとっている可能性があると僕は考えます。

 

 

人間なので、自分・周りのイメージで感情を抱いたりすることは仕方がない事だと思います。ただ、その感情が無意識に態度や行動に出てしまうと「誰かを傷つけてしまう可能性」があることを僕らは知る必要があるのかもしれません。

 

 

・自覚したうえでの差別

「差別的な行為はダメだ」と知っていながら、差別的行為をする人もいると僕は考えます。

 

 

理由:

幼少期からの生活環境や教育などから構築されてきた考え・感情なため「差別はダメ」と世の中で言われていても心に響かなかったり、考え方を変える気がない方もいる。歴史的な背景から差別的な行為をあえて行う方がいてもおかしくないと僕は考えます。

※もちろん全員ではないですが、先進国の方がこの考え方を持つ人が多い印象があります。
 
 
 
知識を持ったうえでの差別的行為を敢えて行う方 = 僕ら第3者が変化をさせることは凄く難しいく「自分自身がわかるきっかけが必要」だと僕は感じます。なので、このようなタイプの方(大人の方、ある程度の教養があると思える方)からの差別を受けた際には、「残念ですが、無視」という選択をしていました。
 
 
 
ただ彼らには「彼らなりの理由があるのだろうな」と思うようにすることで、自分自身が差別的行為をされた際の傷などは少し軽減できると思いますので、考えすぎずさらっと流すような気持が必要かもしれません。
 
 
 

〇 差別的な場面に遭遇した際の対応【僕の体験談】

際に差別的な場面に遭遇した際の僕なりの対応についてお話します。

 

・なぜ?なのか質問+訂正を促す

これは相手が子供などの若い人・途上国の人であることがほとんどです。

 

差別的な場面に遭遇した際の多くの場合、「相手に悪意があるのか?」それとも「単に無知なだけなのか?」というのが、相手の言い方や態度で凄くわかります。その際悪意を感じなければ、僕は「なぜそのようなことを言った・したのか?」という事を質問するようにしていました。

 

 

もちろん理由にもよりますが「その行動はよくない」「自分がされたらどう感じるのか?」という事を伝えるようにしていました。

 

補足:
この行動を行うには「ある程度の時間」や「簡単でも現地の言葉を話せる必要」がありますので、なかなか旅行で滞在される方には難しい選択だと思います。

 

 

・相手がやってきたことをそのままやり返す

相手がしてきたことをそのままやり返したこともありました。

 

例えば:
「チャイナ」「チンチョンチャン」と言ってきたエチオピア人に対し、「ケニア、ケニア」と言い返してみる。

 

 

多くの場合、言い返されたことに驚いて「何も反応が返ってこない」事の方が多いのですが、人・状況などによってはトラブルに巻き込まれる可能性も大きいと思いますので、僕自身もそんなに何度もしたこともないですし、おススメはしません。

 

 

・ドンと構え、何事もないかのように無視

一番簡単で、無難な対応が「ドンと構え、何事もないかのように無視」することです。

 

 

よくある「無視」は出来ているけど、「ドンと構える」という事が出来ていない事・人がいるのですが・・・

 

態度がびくびくしている状態で無視をしていてても、相手にはその心情が伝わり「面白い」と思われるだけだと思います。

 

 

 

なので、「差別的な場面」に遭遇した際には、心情的には傷ついたり、怖いと思うかもありますが、そこを出来るだけ押し殺し「ドンと構えて、無視する」ことを僕は行っていました。その様子は相手にとって面白くないので、基本的にその後何かされるという事はありませんでした。

 

補足:状況・相手(特に命の危険を感じる場合)によっては「走って逃げたり」することも必要な時ももちろんありますので、一瞬の判断・決断は凄く必要です。

 

 

 

YOSHI@
YOSHI@

僕が海外生活中に噂に聞くような大きな「差別体験」や「トラブル」に巻き込まれなかったのは、この対応のおかげかなと感じています。もちろん運が受かったのもありますが...

 

 

2:これまでの経験など経て僕が感じていること

回は「世界中で起こる人種差別について僕の体験談・考え」を含めながらお話をしさせて頂きました。

 

 

YOSHI@
YOSHI@

いかがだったでしょうか?

 

 

現在も世界のどこかで起こっている差別ですが、考え方は人それぞであることは確かであり、確かな正解などもないと僕は感じています。

 

 

 

ただ自分自身が海外生活などの経験を得て感じていることは...

 

  • まずはどれだけ自分に自信を持つことができるか?

 

ではないか?と感じています。

 

 

 

YOSHI@
YOSHI@

日本人として生まれ、日本で育った自分自身にまずは誇りを持つ・持っていきたいと思っています。

 
 
 
差別的なことをしてくる人の数よりも、優しくしてくれたり・愛をくれることの人の数の方が多いことを僕はこれまでの経験の中で感じています。なので僕はこれからも「優しくしてくれる・愛をくれる人達の事を大切」にしていきたいと思います。
 
 
 
 
最後に...
世界には沢山の差別の問題が起こっています。黒人差別・アジア人差別・ゲイの人たちに対する差別・女性に対する差別など、人が変われば・場所が変わればいろんな形の問題があるという事を私たちは理解する必要があると思います。
 
これまでの経験などから考えられる事は「自分がやられて嫌なことは他人にもするな」ということではないだろうか?と感じています。
 
自分自身は凄く恵まれた環境で育っているからこんなに簡単に言えるのかもしれないけど、差別とか偏見って人間である限り絶対にそれぞれが持っているもので、自分だって「無意識にしている」ことだってあるかもしれない。ただこれまでの経験の中で出会った国籍を問わず沢山の人達から、性別・人種などは関係なく「1人の人間」として全ての人と関われるようになってきたと自分自身は思っています。
 
まずは「知る」という事が大切なのだと思う。
 
差別という問題が完全解決することなんてきっと人間の問題である限り無いかもしれないけど、ちょっとでも「理解をしよう」としてみたり、「受け入れてみよう」としてみる人が増えるだけで世界の様子は全く違うものになると思う。
 
人間が人間を攻撃し合う世界ほど醜いものはないと思うから、少しでもお互いが歩み寄れるような世界になってくれたらいいなと感じます。
 
 
 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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それでは
YOSHI@

 

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沖縄出身、32歳|現在、水泳インストラクターとして活動中。活動拠点は沖縄県になります。|【旅行】【カフェ】【筋トレ】が趣味。

~ 経歴 ~
びわこ成蹊スポーツ大学 ⇒ 沖縄県で臨時教員 ⇒ 青年海外協力隊 ⇒ アイルランドワーキングホリデー ⇒ 現在

◇ 世界10か国、3か国生活経験あり。
◇ Instagramの運営も頑張ってます。

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