青年海外協力隊の活動について気になる方はいませんか?
発展途上国と呼ばれる国で2年間ボランティア活動を行い、その国の発展の支援を目的とする青年海外協力隊(JICAボランティア)。日本政府が行っている活動(ODA)ということで、一度は耳にしたことがあるという方も多いボランティアの一つかと思います。
そんな青年海外協力隊の水泳隊員として活動していた筆者。水泳隊員と聞いて「どんな活動をするの?」と疑問を持たれる方も多いかもしれません。
そこで今回は「カンボジア水泳隊員の日常」というテーマで、筆者自身がカンボジアで水泳隊員を行っていた際の1日の流れをご紹介します!
青年海外協力隊(水泳隊員)に興味がある方にとって参考情報になること間違いなしですので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
✔ 本記事の信頼性
本記事を書いている僕はブログ暦5年。青年海外協力隊への参加をきっかけにブログを始め、現在では約300記事ほど作成しました。僕の経験が誰かのお役に立つことを目標にこのブログを運営しています。
Contents
1:カンボジア水泳隊員の日常とは??
青年海外協力隊、カンボジア水泳隊員の主な活動の流れ(1日の)を詳しくお話していきます。
筆者の活動状況・環境について
基本的に水泳指導を行う時間のみが活動時間
カンボジアの首都プノンペンから約100kmほど離れた町であるコンポンチャムという場所が活動の拠点であった筆者。基本的な活動内容としては「競技力向上」「水泳の普及活動」であったため、地域で活動する水泳選手や水泳を習いたい子供たち(小学生)が指導の対象でした。
水泳隊員に求められていたものが「水泳指導」メインであることから、対象の学生たちに水泳を教える時間帯以外は基本的にフリーな時間がありました。なので1日の活動時間はそこまで多くはありませんでした。
筆者が水泳指導を行っていた子供たち
早朝と夕方の2回の活動を軸として動く日常
水泳指導は朝・午後の2回のみ
筆者の活動は、選手たちの朝練の指導と夕方5時ごろから始まる初心者指導+選手の練習指導の2回が活動時間でした。そのため、この2回の活動時間を軸に日常の生活を動いていました。子供たちが学校へ行く前と帰宅後に合わせて練習時間が設けられていたため、昼間の時間はフリーな時間を多く取ることができました。
水泳選手達との練習風景
初心者水泳指導を行っていた子供たち
筆者の1日の主なスケジュール
-午前-
04:30 起床
05:15~6:30 水泳選手達 朝練
06:30~7:00 朝ごはん
07:00~11:00 自由時間①(事務作業・勉強)
11:00~12:00 お昼ご飯
-午後-
12:00~16:30 自由時間②(事務作業・勉強)
16:45~17:30 初心者への水泳指導
17:45~19:30 水泳選手達の練習
19:45~20:15 夕食
21:00頃 就寝
カンボジアの学校は日本の学校に比べ始業時間が早いため、それに合わせて朝の練習もすごく早い時間になっていました。そのため筆者は毎日超早起き生活を行っていました。(月~土曜日)
また日中の活動の無い時間帯の過ごし方も結構重要で、配属先から基本的に何も要望されることが無かったので、選手たちの練習メニュー作成・データーなどの整理や現地語であるクメール語の勉強などに時間を当てていました。
他の隊員さんとは違う生活スタイル
自由な時間も多いが、基本的には配属先で過ごす日常
筆者の1日のスケジュールはフリーな時間が多いのが特徴ではありましたが、基本的に朝出勤したら夜まで家に帰ることはなく、ずっと配属先で過ごすことが多い生活でした。
そのため、自宅で過ごす時間は「夜寝るとき」や「日曜日の活動の無い日」のみで、ほぼ家にいない生活を送っていました。その理由としては、配属先の施設で選手たちは住み込みで生活していたこともあり、3食の食事(朝・昼・晩)を筆者の分まで配属先の方たちが用意してくれていたこともあり、「家に戻る理由がほとんどありませんでした」
食事の風景
カンボジアでの活動中は、食費がほぼ0状態で過ごしました。ここまで毎食食事を恵んでもらう隊員はすごく珍しと思われます。「毎日カンボジア料理を食べる」ことが嫌ではなかった筆者からしたら最高な職場環境でした。
現地でしかできない生活を満喫できるのは協力隊の強み
今回は「カンボジア水泳隊員の日常」ということで、筆者自身のカンボジアでの活動・生活のスケジュールなどを紹介しました。
カンボジアでの協力隊生活は「常にカンボジア人と過ごした生活」という感じで、夜寝るとき以外は3食の食事も合わせずっとカンボジア人と一緒に生活を送っていました。
日本とは全く違う土地や文化・言語に囲まれた環境で、時にはそれがストレスに感じることもありましたが、ここまで日々の日常を現地人と同じように過ごせるのも協力隊として生活していたからこそであり、すごく貴重な経験をさせて貰ったなと感じています。
青年海外協力隊として海外での生活が出来る機会とはすごく貴重な経験であり、人生の思い出になる時間だと思います。だからこそ、日本で体験できないような文化や体験に沢山触れながら、その国の事を知って・好きになって欲しいなと思います。そして、その経験は必ず自分の「かけがえのない思い出」や「これから先の未来へ活かされる」と思っています。
2年間の限られた時間の中で、自分の生活する国・出会った人たちと協力隊の強みを生かしながら充実した時間を送れますこと願っています。
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YOSHI@