アイルランドの首都ダブリンの治安状況について知りたい方はいませんか?
ヨーロッパに位置する国であるアイルランド。近年、語学留学やワーホリの渡航先としても人気を集める国です。
そんな注目集めつつある国ではありますが、外国で生活をするとなると多くの方が「治安状況ってどうなの?」と思われる方もいらっしゃると思います。
そこで今回は「ダブリンの治安について」実際にアイルランドにワーキングホリデーをしていた筆者の経験をもとにご紹介していきます!
ダブリンのリアルな治安状況をお伝えしつつ、アイルランドへ渡航予定の方に有益な情報となる記事にしてきます。ぜひこ安全で快適なアイルランド生活に役立てていただけたら嬉しいです。
✔ 本記事の信頼性
本記事を書いている僕はブログ暦5年。青年海外協力隊への参加をきっかけにブログを始め、現在では約300記事ほど作成しました。僕の経験が誰かのお役に立つことを目標にこのブログを運営しています。
Contents
アイルランドの首都ダブリンの治安とは?
アイルランドの首都ダブリンの治安状況について詳しくお話していきます。
ダブリンの基本情報
北西ヨーロッパに位置するアイルランドの首都であるダブリン(Dublin)ですが、人口が117万人以上とされ(2016年)、アイルランドの人口の44%は首都ダブリンに集中している国内最大都市とされています。
政治・経済・文化の中心でもあり、歴史を感じる建物や美術館・博物館などが多く点在しています。また世界中から多くの留学生が訪れる場所としても有名で、ユネスコが指定する「文化の都市」で世界第4位に選出されたこともある街です。
世界治安ランキング第13位。世界的に安全な国
治安があまり良い印象の無いヨーロッパに位置するアイルランドですが、Dliftというサイトで紹介される「世界の治安ランキング」では世界163か国中、第13位という順位という事で、アイルランドは世界的に見てもすごく治安の良い国として位置づけられています。
※ちなみに日本はこのランキングでは第8位となっています。
実際にアイルランドで生活してみての感覚
実際にワーキングホリデー制度を利用し、アイルランド(首都ダブリン)に1年間生活していた筆者ですが、アイルランド生活中で治安の悪さを感じたことはほとんどありませんでした。
現地で関わった多くの外国人の方たちからも「アイルランドはすごく治安が良い」と評判でした。しかし、治安が良いとは言っても日本とはすこし違った感覚ではあるなという印象があり、スリや置き引きなどの軽犯罪は日常的に多く発生していました。そのため、治安の良い国だからと言っても、ある程度の防犯意識は必要だなと感じました。
ダブリンで安全に生活するための注意ポイント
アイルランド(首都ダブリン)を安全に生活するための注意点などを、筆者の経験なども含めつつ詳しく解説していきます。
首都ダブリンの治安状況を把握する
アイルランドの首都ダブリンの治安の状況を知るためには、ダブリンの地理をある程度知る必要があります。下の画像をご参照ください。
ダブリンは街のちょうど中心部に流れる川(リフィー川)を境目に北側と南側に2分割することが出来ます。そして、基本的には北側が治安が悪く、南側が治安が良いとされています。
※北側が治安悪いとされていますが、ダブリンの中心地の北側はそこまで治安の悪さを感じたことはありませんでした。多くの人が集まる場所や、語学学校なども多く存在している影響などがあるかもしれません。
ダブリン最悪の治安エリア Fingrlas(フィングラス)
首都ダブリンの北側の左部分の方角にあるFingrlas(フィングラス)と呼ばれるエリアの一部には、ギャングや薬物中毒者などの方が多く生活する地域が存在する場所があります。そのFingrlas(フィングラス)エリアは「アイルランドで1番治安が悪い場所」と評判です。
このFingrlas(フィングラス)エリアですが、基本的には観光地等もないため旅行者などがほとんど訪れる場所ではありませんが、長期滞在をされる方は「家探し」などの際にFingrlas(フィングラス)エリアを避けるなどのされるのも、安全に生活するための手段の1つです。
軽犯罪に要注意
アイルランド全体で多い犯罪の種類として、置き引きやスリなどの「軽犯罪」と言われています。殺人や強盗などの重い犯罪が少ないのはすごくいい部分だなと思いますが、その一方、気の緩みで軽犯罪に巻き込まれる方も多いようなので要注意です。
日本人は特に注意
スリや置き引きなどもあまり発生しない日本と同じような感覚で生活していると、犯罪に合う確率が高くなります。実際、日本人で事件に巻き込まれている方も多いようです。治安が良い国でも、最低限の防犯意識は常に持ち合わせましょう。
2018年の事件ではありますが、アイルランドで日本人男性が殺害される事件が発生しています。世界的に安全とされている場所でも、100%というものはありません。海外での生活で第一に考えることは「安全」ですので、防犯意識は常に持っていただけたらと思います。
被害者多数、ティーンエージャーに注意
アイルランドでの治安の話で、必ず出てくる話題として「ティーンエージャー」の存在です。いわゆる10代の若者の事なのですが、そのティーンエージャーの悪質ないたずらや嫌がらせが多く発生しています。
この問題は「アイルランドのティーンエージャーには気をつけて」と大人のアイルランド人が注意を促すほどのもので、子供の小さないたずらとはレベルが違い日本人も被害に遭っています。良く聞くいたずらは以下のような内容です。
後ろから大きな声で驚かしてくる / 突然水をかけてくる / 生卵を投げてくる / 石などを投げてくる / 突然、蹴ったり殴ってきたりする(集団暴力) など
特に女性の方は注意してください。
幸い、筆者自身はティーンエージャー被害を受けたことはありませんが(街を歩いていて暴言は吐かれたことがあります。)街でティーンエージャーを見かけたら「距離をとる」や「避ける」などの行動を行えば最低限の防犯にはなるかもしれません。
街を歩く酔っ払いも要注意
アイルランドでは、昼夜を問わず酔っ払いの姿を多く見かけます。
そのため、街を歩けば多くの酔っ払いに必ず遭遇します。また、大きなスポーツマッチ(サッカー、ラグビーなど)が開催される場合にも多くの方がパブでスポーツ観戦を楽しむ一方、大きな声で騒いだり、サポーター同士のケンカなどが発生することもしばしば。※そのようなアクシデントに巻き込まれてケガをしたりする方を多いようです。
お酒好きの多いアイルランドですが、アルコール中毒者の数がすごく多いです。そのため、お酒に溺れて「何をしでかすかわからない」感じの方も街には多く存在します。
※薬物中毒者の数もけっこう多いようです。
そのため少しでも犯罪に遭遇する確率を下げるという意味合いでも、「酔っ払い」や「行動が変だな」とか「雰囲気がおかしいな」と感じた人には近づかない(距離を保つ)ようにしてください。
治安状況を知ることで得られる「安全」
今回は、アイルランドの首都ダブリンの治安についてご紹介させていただきました。
世界の治安ランキング第13位に位置付けられ、世界的に見ても「すごく治安の良い国と言えるアイルランド」ですが、実際に筆者が1年ほど生活した中で犯罪を含むトラブルに巻き込まれることはありませんでした。
しかし、記事内でもご紹介しましたが全く犯罪が0というわけではなく、毎日犯罪は発生しているはずです。そのため、「治安の良い国」というイメージだけで防犯面の緩みが起きないよう、ダブリンで気をつけてほしいポイントなども踏まえながらお話をさせて頂きました。
「いつどこで犯罪に巻き込まれるか誰にもわかりません。」防犯対策を常に持っていても犯罪被害に遭う可能性はあります。しかし、防犯意識を持つことで回避できる犯罪があることも確かです。
「日本とは違う」という事を常に心にとめておいて、常に治安状況の把握や情報を得ながら、生活していくことが「安全」につながる大きな行動です。この記事を読まれた方が、アイルランドで安全に生活できることを願っています。
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YOSHI@