【住まい探し体験談④】アイルランド人の家庭問題、酷すぎるパターン
当然の退去命令を受け、どうにかこうにか必死に住まい探しを行った結果、すぐに入居ができるという事でアイルランド人家族が住む家の一室を間借りすることになりました。
ホームステイのような感じですが、ホームステイとは異なり部屋を借りているのみでそれ以外の作業(料理・洗濯など)は全て自分自身で行わうスタイルの賃貸物件でした。
驚くほど狭い部屋(4畳ほど)にスペイン人男性とシェアでプライバシー問題の不安も若干感じていたものの、その方の仕事の都合などから顔を見合わせることはあまりなく、とりあえずこの家に住むしかない。という気持ち+アイルランド人と一緒に住めば英語の上達もできるのでは?とい考えから住み始めることに。
一緒に生活するアイルランド人家族の情報
①:お母さん(40代ほど)
元CA(キャビンアテンダント)で、世界中を飛び回っていた経歴があるようで日本、日本人への印象も◎
しかし、現在はシングルマザーでありヘルニアの手術などから体が不自由で常に松葉杖で生活のため無職。家にいる際には常にアルコールを片手に持っている。(アルコール依存症の可能性大)
②:息子1(20歳ほど)
いわゆるアイルランドの若者という感じの男の子。まったく挨拶などはなく、学校などにも通っている様子はない。
③:息子2(7,8歳ほど)
小学生低学年ほどの男の子。すごくやんちゃで常にいたずらをして叱られており、言葉遣いも小学生としてはすごく悪い。
上記の情報だけだと「よくあるアイルランドの家庭」ではあるのですが、この家の問題点はお母さんがアルコールを飲むと気性がすごく荒くなり、子供たちと毎晩怒鳴り合いのケンカが勃発すること。
ケンカの内容は毎回様々ですが、「F*CK」や「kill you」などの汚い言葉が叫び声に近い大きさで行われ、(酷いときには深夜1時ごろまで)部屋にまでその声が聞えます。またこの家族ゲンカは共有スペース(キッチンやリビング)で行われる為、そのたびにその場所が使えなくなりストレスMAX。
ストレス200%の部屋に1か月間は我慢して生活していましたが、全く家族ゲンカが収まる気配も感じられず、「これ以上ここでは生活できない」と判断した結果、引っ越しを決断。大家さんであるお母さんには嘘もつきましたが、無事部屋を退去することが出来ました。
アイルランドの家庭は問題が多い!?
アイルランドでは、シングルマザーなどの1人親はもちろん、アルコール中毒・薬物中毒、金銭問題など多くの問題を抱えている家庭がすごく多いと言われています。そのため、一見幸せそうな家庭でも実はそうでない可能性もあり、ホームステイを含めたアイルランド人と共に生活する場合には「自分自身の感覚、直感」なども大切にした方がよさそうです。
※もちろんすべての家庭がそうではなく、一般的な家庭も存在しています。
2:住まい探しを通して、強くなれた。
通常ではありえないような、衝撃的な事件などもありましたがアイルランドでの住まい探しを通して「強くなれた。」と感じています。
と感じる出来事が次々と起こり、住む場所が確保できず1週間ほどホステルや友達の家で寝泊まりをさせてもらう半ホームレス状態も経験しました。それにより感じた精神的な疲れはすごく大きかったです。
そんな半ホームレス状態の際には、多くのアイルランドで出会った友人たちに助けてもらいながらどうにか乗り切ることが出来ました。⇐本当に感謝しかありません。
アイルランド生活の約半分は「住まい探し」で奮闘していましたが、多くの経験をさせてもらったという事と、諦めず住まい探しを続けた結果、最後には「この家にたどり着いて良かった」と思える住まいに辿りつくことが出来たので、結果オーライだと自分自身では納得しています。
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YOSHI@