この記事はエチオピアの公用語アムハラ語で「1年間はどう表すのか?」と思われている方の疑問を解消できる記事となっています。
本記事の内容
- アムハラ語での1年間の表し方
- 【衝撃】エチオピアには”13月”が存在している話
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大学(びわこ成蹊スポーツ大学)卒業後 ▷ 教員として勤務 ▷ 青年海外協力隊、アイルランドへワーキングホリデーなど計3年半の海外生活を経験した後、地元沖縄にて水泳のインストラクターとして働きながらブログを運営しています。
東アフリカに位置する国エチオピアで使われる公用語であるアムハラ語。エチオピアは言語だけではなく、文化などもすごく独特な国と言われすごく魅力あふれる国です。
▲エチオピアの基本情報は以下の記事をご参考ください▽
【エチオピアに興味のある方】はもちろん【エチオピアに旅行・生活】をされる方にとってアムハラ語はエチオピアを知るうえでとても重要な要素であり、「アムハラ語に触れることでエチオピアの多くを知れるといっても過言ではありません」
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1:アムハラ語での1年間の表し方について
注意ポイント
エチオピアのカレンダー始まりは、一般的なカレンダー(グリゴリオ暦)の9月から始まります。また1か月の日数が30日となっているため、13月と呼ばれる月が存在します。
※後でその理由をお話します。
1年間の表し方
【1月】(9月):መስከረም(マスカラ―ム)
【2月】(10月):ጥቅምት(ティカミット)
【3月】(11月):ህዳር(ヒダール)
【4月】(12月):ታህሳስ(タッハス)
【5月】(1月):ጥር(トゥル)※発音注意
【6月】(2月):የካቲት(ヤカティット)
【7月】(3月):መጋቢት(メガビトゥ)
【8月】(4月):ሚይዚያ(ミャーザャ)
【9月】(5月):ግንቦት(グンボット)
【10月】(6月):ሰኔ(サネー)
【11月】(7月):ሐምሌ(ハムレ)
【12月】(8月):ነሐሴ(ナハセィ)
【13月】:ጳጉሜ(パグメ)
※【 】=エチオピアカレンダー / ( )=一般的なカレンダー
以上が1年間の表し方です。
▽発音等の確認は以下の動画をご確認ください▲
2:【衝撃】エチオピアには”13月”が存在している話。
エチオピアには【13月】と呼ばれる、一般的なカレンダーでは”ありえない月”が存在しています。
このエチオピアで利用されている暦は【エチオピア暦】と呼ばれている。
元々は古代エジプトの暦法に由来するコプト暦に基づく恒星年であり、一般的に使われているカレンダー(グレゴリオ暦)と同じく閏年の制度が取り入れらているが、イエス・キリストの誕生年の解釈の相違があり、エチオピア暦ではグレゴリオ暦(一般的カレンダー)との間に7、8年の差が生じている。
※2021年の現在、エチオピア的には2014年という事となります。
エチオピア暦の大きな特徴として、1か月を30日に統一がされていること。一般的なカレンダーと同様、12カ月までを30日【12×30日=360日】に加え、残りの5日もしくは6日(閏年)が13月(調整の月)として存在しているのが13月のカラクリである。
世界的に一般的なことが、一般的ではないことがすごく多いエチオピアの文化。今回紹介したカレンダー(13月)に関することもそうですが、カレンダーのシステムが異なることからイベントごと(クリスマス、新年)も日付が異なっていたりします。
またカレンダーだけではなく時間なども特殊な文化を持つ国ですので、今後エチオピアの公用語アムハラ語についてご紹介しつつ、エチオピアの文化についてもたくさん触れていけるようにしていきます!
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それでは
YOSHI@