こんにちは。YOSHI@です!Follow @yoshiswim05
この記事は「エチオピア情報をお探しの方」や「エチオピアと飢餓について興味のある方」にぜひ読んでもらいたい記事となっています。
今日のテーマですが、僕が青年海外協力隊として1年間生活していたエチオピアについてお話していこうと思うのですが... テーマはつまり「エチオピアの飢餓について」お話していきたいと思います。
ここ最近、エチオピア情報をブログでお話させて頂き...
などを紹介してきました。
これまで皆さんにご紹介してきた記事もエチオピアで有名なのですが...もう一つエチオピアを紹介する上で忘れていけないものが飢饉についてです。
様子はどうだったのか?」「どんなことを感じたのか?」
(実際僕が住んでいた場所は首都でしたのでその様子がメインになります)
というのを皆さんに共有できればと考え、今回このテーマで話を進めていこうと考えました。僕の考えなども多く含まれていて、違和感を感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、一意見として読んでいただけると幸いです。
Contents
1:”世界最貧国”の一つと言われているエチオピア
エチオピアは、ほんの数十年前まで...
そのため 多くに人が命を落としたり、何らかの障害が残ったりと決して平和とは言えない状況がありました。なので、その時代の記憶のある方は、エチオピアに対して凄く貧困で苦しい国というイメージを持たれているのでは無いでしょうか。
僕も、青年海外協力隊でETHIOPIAに行く事が決まった時…
"世界でも最貧困国の一つに行くのか"と思いました。
(実際、現在でも貧困国の一つではあります)
正直な所、当時の僕は「アフリカ=貧しい国」という印象が凄く強く、食料も水ですら確保がどこでも困難であると思っていました。もちろん僕ら日本人がイメージしている貧しい場所も実際に存在しているし、僕もエチオピアで暮らしている際にそういうイメージに近い光景を目の当たりにしました。
ただ実際、エチオピアに来てみると・・・
首都のAddis Abebaに関しては、10階建て以上もありそうなビルがいくつも立ち並び、電車が走り、スーパーマーケットがあり、日本ほどではありませんが、ある程度生活に困らない食品・日用雑貨が揃っていました。
<町中の様子>
<道は舗装され、ビルが立ち並んでいたり>
<こんな豪華なホテルなどもあったりします>
正直、この画像の様な景色を見てここが、最貧国の一つなのか?と疑問に思いませんか?僕は思いました。1984年での大飢饉のイメージが強くて「貧困の国」というイメージがまだ残っているエチオピアですが、場所によっては全然他の国と変わらない状況もありました。
2:経済成長が凄まじい国と言われているエチオピア
世界最貧国の一つと言われているエチオピアですが・・・
実は、エチオピアここ数年の経済成長率は年10%と言われ、これからもっと発展していく国だと言われています(世界経済成長ランキング:IMF(国際通貨基金)の2018年度調査では6位に位置づいています)
参考にさせて頂いた記事は☝コチラ☝
経済成長率からエチオピアを考えていくと...
イメージに変化していくかも知れません。
3:国としては発展しているかも知れないが、実際は?
経済成長を年々遂げ、どんどん発展しているエチオピアですが、もちろん
例えば、道を歩けば必ず物乞いに遭遇します。お年寄りや子供、小さな子供を抱いた母親、病気で働くことや、自分一人で生活するのが困難そうな人など 沢山の人が生活に困っているんだな。と感じさせられます。
でも、そんな急激な経済成長により生活が困難になっている人が大勢いる中、ブランド物の身につけ、スマホやポータブル音楽プレーヤーを触りながら歩く人達を見かける事が良くありました。
4:本当の幸せとは一体何だろうか?
これまで、「エチオピアと飢餓」についてや「経済状況」についてお話していきました。
先ほどもお話させて頂きましたが、国としては成長しているのかも知れませんが、貧富の差はどんどん広がっていくばかりの様な気が僕はエチオピアで生活していて感じました。
そして実際、現地で暮らすエチオピアの方達もそう感じているのではないかなと思います。
という事をエチオピアで生活する中で考えさせられました。
ただ貧困層の人達は貧困であるがゆえに、不幸せそうに毎日を暮らしているのか?と言われればそういうわけでは決してなく…
確かに生活は貧しいかも知れないけど、小さな幸せを彼らは自分なりに感じながら暮らしているのではないだろうかと、僕は当時感じていました。
日本でももちろん貧富の差というものはあり、苦労を強いられている方はいると思います。ただ、世界最貧国と呼ばれているエチオピアの彼らのようにお金がなく、生活に不自由が強いられたとしても毎日を明るく過ごせるのだろうか?と考えさせられました。おそらくエチオピアの彼らのようには生きていく事は不可能だろうと。僕は思っています。
アフリカ人を完全にマネをするすることはできませんが、彼らの様子は日本人には余り無い感覚で見習いたい感覚だなと僕は思いました。そんな逞しい彼らがこれから先、もっと幸せを感じられる様な国になっていってほしいな。と強く思います。
5:実体験、1人の物乞いの女の子との出会い
最後に、エチオピアで出会った物乞いの女の子とのお話しをご紹介します。ある日、僕らが(日本人)町を歩いていると、近づいてきた女の子。「お金をくれ」と僕らに声を掛けてきました。
かわいそうだなといつも感じるのですが、「僕は物乞いの方にお金あげない」と決めていました(実際、2年間で1度も上げたことが無いです)
なので、「ごめん。あげる事は出来ない」と断りました。
ただ、一緒に行動していた協力隊員が女の子に一つのキャンディーをあげました。小さなキャンディー一つではありましたが、貰った瞬間の女の子は凄くキラキラした笑顔で「ありがとう」と一言。
一つのキャンディーでここまで笑顔になれる彼女を見た僕は、
本当の幸せって何だろう?
と考えさせられました。
<町で出会った物乞いの女の子>
いつか、あの町で出会った女の子があのキラキラした笑顔で幸せに暮らせることを心から願っています。
今回はエチオピアと飢餓についてお話させて頂きました。飢餓についてのお話よりも貧困についてのお話の方が多かったかも知れませんが、少しでもエチオピアの状況などを知っていただけていれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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それでは
YOSHI@
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